『はじまりのうた』のキーラ・ナイトレイが主演を務め、『女神の見えざる手』のググ・バサ=ロー、『ジュディ 虹の彼方に』のジェシー・バックリーが共演し、「サード・デイ 〜祝祭の孤島〜」のフィリッパ・ロウソープが監督を務めた『彼女たちの革命前夜』の本編映像が解禁しました。本作は6月24日(金)より、kino cinéma横浜みなとみらい、kino cinéma立川髙島屋S.C.館、kino cinéma天神 他にて全国順次公開します。
この度解禁となった本編映像は、バス停で本を読んでいた主人公のサリー(キーラ・ナイトレイ)が、“男性を幸せに”というコピーが書かれている広告看板に落書きをするジョー(ジェシー・バックリー)を発見するシーンから始まる。その後、巡回する警察官に気付いたサリーは、落書きに夢中になっているジョーに対し警告をするが、結局警官に見つかってしまう。二人は街中を全力で駆け抜け、何とか警官から逃げ切り、難を逃れる。サリーはジョーに対し、「逮捕される危険を冒してやること?ただのスローガンよ」と非難の言葉を伝えるが、ジョーの「好きだから」という突拍子もない返答に呆れかえり、つい溜め息をついてしまう。サリーにとってはとんだ災難に巻き込まれたのだが、この出会いが今後の二人の運命を変えていくのであった。
推薦コメント一覧(※敬称略・順不同)
伊藤詩織(映像ジャーナリスト)
「普通の女性じゃない」私の人生で何度も突き刺さってきたこの言葉は、この映画のワンシーンからも聞こえて来た。でも、今は普通じゃないことに胸を張っている。
「普通」なんてその時代の決まり事にしがみつこうとしている者が私たちを縛ろうとしているただの言葉の鎖なのだと彼女たちが教えてくれたから。
宇垣美里(フリーアナウンサー)
牛の競りかと見紛うようなおぞましさも
ただ自分の持って生まれたものを
素直に誇りたいと願う気持ちも
ここではないどこかを目指して戦う気持ちも
全部分かるから苦しくて
ところでどうしてこの世界は
1970年から未だ進歩してないんでしょう?
前田エマ(モデル)
人類の歴史は、過去の間違いを繰り返し続けているけれど、
女性の自由への歴史は、本当に少しずつではあるけれど、前に進んでいるはずだ。
その背景には常に連帯する女性たちがいたこと、
だからこそ今日があることを、この映画は教えてくれる。
彼女たちの革命前夜
出演:キーラ・ナイトレイ、ググ・バサ=ロー、ジェシー・バックリー、レスリー・マンヴィル、リス・エヴァンス、グレッグ・キニア
2019年|イギリス|英語|107分|カラー|シネスコ|5.1ch|原題:MISBEHAVIOUR|字幕翻訳:平井かおり|G
提供:木下グループ 配給:キノシネマ
© Pathé Productions Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute 2019
公式サイト:https://movie.kinocinema.jp/works/misbehaviour