カレン・ギラン主演、ナヴォット・パプシャド監督作『ガンパウダー・ミルクシェイク』が、3月18日(金)より全国公開となり、クエンティン・タランティーノ監督が所有する映画館「ニュー・ビバリー・シネマ」でプレミア上映とQ&Aに登壇した主演カレン・ギランとナヴォット・パプシャド監督の写真、そして当時を振り返る監督コメントを解禁した。
主演カレン・ギラン、監督ナヴォット・パプシャド
ニュー・ビバリー・シネマでのプレミア上映とQ&Aに登壇
彼の地で本作のプレミア上映とQ&Aに登壇したカレン・ギランとナヴォット・パプシャド監督。その時のことをギランは「THE EMPIRE FILM PODCAST」で次のように語っている。「クエンティン・タランティーノが『ガンパウダー・ミルクシェイク』を気に入って、彼の所有する映画館で35㎜フィルム版を上映した。そこで彼に会った時、彼が私の演じた役(主人公サム)の台詞を言ってくれた。もともと私は彼の大ファン。人生で最高に興奮した瞬間だった!」と喜びをあらわにしている。そして、パプシャド監督は当時のことを「映画好きにとって、“地球上で最も幸せな場所”と呼べるような映画館でプレミア上映ができた」と回顧し、タランティーノについては「良い友人で、もちろん今作のインスピレーションの源にもなっている。殺し屋の映画を作る時に『キル・ビル』の影響を受けずにできることはない」と尊敬の念を隠さない。
その他に影響を受けた作品として、「セルジオ・レオーネ、黒澤明、そしてヒッチコック作品にインスパイアされたんだ。マカロニ・ウエスタン、フィルム・ノワール、そして侍/浪人というジャンルの融合だね」と語るパプシャド監督は現在も本作の続編の脚本を執筆しながら、一日に1~2本は欠かさず映画を観ているという。そんな映画オタクとしてブレない姿勢が、ピュアな映画オタクであるタランティーノと波長が合うのかもしれない。
【STORY】ネオンきらめくクライム・シティ。サムはこの街の暗殺組織に属する腕利きの殺し屋。だがターゲットの娘を匿ったことで組織を追われ、命を狙われるハメに。殺到する刺客たちを蹴散らし、夜の街を駆け抜ける2人は、かつて殺し屋だった3人の女たちが仕切る図書館に飛び込んだ。図書館秘蔵のジェーン・オースティン、ヴァージニア・ウルフの名を冠した銃火器の数々を手に、女たちの壮烈な反撃が今始まる!
ガンパウダー・ミルクシェイク
監督・脚本:ナヴォット・パプシャド
出演:カレン・ギラン、レナ・ヘディ、カーラ・グギーノ、クロエ・コールマン、アダム・ナガイティス、ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセット、ポール・ジアマッティ
2021年|フランス・ドイツ・アメリカ合作|英語|カラー|スコープサイズ|DCP|114分|原題:Gunpowder Milkshake|PG12
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ © 2021 Studiocanal SAS All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.GPMS-movie.jp
公式Twitter(@GPMS_JP):https://twitter.com/GPMS_JP