12月16日(金)より TOHO シネマズ シャンテほか全国にて順次公開となる、A24が贈る映画『Never Goin’ Back / ネバー・ゴーイン・バック』、第一弾の本編映像ならびに著名人によるコメントが一斉解禁となった。
パワー爆発でちょっとおバカな親友同士のアンジェラとジェシーが、極貧生活のなか夢のビーチリゾートへの旅を計画する青春ガールズブラックコメディの傑作。
サプライズでビーチリゾートのプレゼントを打ち明けるも、二人の家賃分の資金を勝手に使っていたことが発覚する冒頭映像が解禁!
なんとかなるでしょ、とキメキメでバイトへ向かう彼女たちだが、果たして…。この後に巻き起こるであろう大騒動をまだ何も知らないアンジェラ&ジェシーの無軌道さが、陽気な音楽と共に彩りを与える冒頭シーンだ。
著名人のコメント一覧(50 音順)
『スプリング・ブレイカーズ』より切実で『ブックスマート』よりおばかで過激。クソみたいな社会に右手で中指を立てて、左で 手を繋いで必死にサバイブするギリギリアウトな彼女たちを抱きしめたくなった。未熟で無敵で友情最強!ってかなりギャル寄りじゃない?どっこい生きてる元ギャルも、令和のマインドギャルたちもみんな集合!
奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)
牢獄の柵越しにわずかに繋がれた手と手は、映画の雰囲気こそまったく違えども『17歳の瞳に映る世界』の少女二人のこ とを思い出させた。どれだけ過酷な世界に放り込まれたとしても、かけがえのない二人ならば夢を見られる。この映画は美しい夢に変えなければ生き抜いていけない残酷な現実を生きるあなたのためのもの。
児玉美月(映画執筆家)
金に困ってバイトに明け暮れる親友ふたりがドミノ倒しのごとく、次から次へと最悪な出来事に巻き込まれ続けているのに、なぜか笑えるうえに、観終わったあとは元気になってしまう。
高橋ユキ(フリーライター)
ドラッグ、吐瀉物、汚物にまみれた青春コメディ。けれどけっして下卑た笑いに陥らないのは、主人公たちを見つめる視線のためだろう。見下すでも自虐めくこともなく、つねに彼女らと並走しながら躍動を映す。その公平な視線のありかたに強く惹かれた。
月永理絵(ライター、編集者)
うだるような暑さ、貧しい生活、しょうもない同居人。全てがだらしなく溶け合う環境からなんとか脱出しようとがんばる アンジェラとジェシーがどんどん好きになっていった。お下品だけど超絶タフなこの女バディに心からの拍手を送りたい!
トミヤマユキコ(ライター/東北芸術工科大学芸術学部准教授)
クソッタレな世界に中指を立てろ! あらゆる誘惑に勝てぬ理性のなさと、底抜けの明るさが魅力的でキュートな女の子2人の青春物語。汚いところも醜いところも見せあってこそ、築けた関係に憧れ、しびれる。これを「女の友情」と呼ぶには距離が近すぎる?!
ナイトウミノワ(映画ライター/アクセサリー作家)
最高にボンクラで、いい加減で、楽しくて、キュートな二人組が登場。衛生観念も、金銭感覚も、時にはモラルだっていい加減だけど、アンジェラとジェシーが大好きになってしまった。だから底辺ガールズのささやかな夢を、神様、叶えてあげてプリーズ!
山崎まどか(コラムニスト)
下品ではしたない、最高にキュートな日々。何にもうまくいかないけど、きっと二人ならどこまでもいける、君とならいつまでも、最低な私のままでいられるから。この先の二人のこともずっと見ていたいと思わせる魅力を持つ映画でした。
ゆっきゅん(DIVA)
Never Goin’ Back / ネバー・ゴーイン・バック
監督:オーガスティン・フリッゼル
出演:マイア・ミッチェル、カミラ・モローネ、カイル・ムーニー、ジョエル・アレン、ケンダル・スミス、マシュー・ホルコム、アティーナ・フリッツェル
【2018年/ アメリカ / 英語 / 86分 / カラー / シネスコ/ 5.1ch / 原題:Never Goin’ Back / 日本語字幕:安本 熙生】
配給:REGENTS 提供: REGENTS、AMGエンタテインメント コピーライト : ©2018Muffed Up LLC. All Rights Reserved.
公式HP : nevergoinback.jp