デヴィッド・ボウイはロンドン北部にあるカムデン・ミュージック・ウォーク・オブ・フェイムに名前が刻まれた最新のアーティストとなっている。
2013年から話の出ていたカムデン・ミュージック・ウォーク・オブ・フェイムは2019年に始まり、最初に名前が刻まれたのはザ・フーとなっている。その時にエイミー・ワインハウスとマッドネスも候補として名前が挙がっており、両組は2020年に名前が刻まれている。
デヴィッド・ボウイの石碑はカムデン・タウンの地下鉄の駅の外に設置される予定で、9月15日に行われる式典で初披露される。式典には2016年に亡くなった彼を偲ぶコラボレーター、友人、ファンらが出席する。
ミュージック・ウォーク・オブ・フェイムの創始者であるリー・ベネットは次のように述べている。「デヴィッド・ボウイは世界で最も影響力を誇る1人であり、遅かれ早かれミュージック・ウォーク・オブ・フェイムに彼を迎えなければならないでしょう。私たちの目的はUKや世界における音楽界の人物にとって最高の名誉となることであり、デヴィッド・ボウイの石碑を公開することはそうした栄誉をもたらしてくれるでしょう。私たちは今後に向けた壮大な企画がありますが、今は音楽界最高の人物の1人を讃えましょう」
石碑が公開された翌日9月16日にはブレット・モーゲン監督が手掛けた映画『ムーンエイジ・デイドリーム~月世界の白昼夢~』が世界各地で公開される。本作は長編映画、コンサート・ドキュメンタリーにして「体験型映画的オデッセイ」だと評されている。
先週、映画『ムーンエイジ・デイドリーム~月世界の白昼夢~』のサウンドトラックが9月16日にリリースされることも発表されている。サウンドトラックには未発表音源や映画のための独自ミックス、デヴィッド・ボウイのナレーションなど、キャリア全体に及ぶ楽曲が収録される。