マドンナは今年デビュー40周年記念ツアーを行うと報じられている。
米『ビルボード』誌に語った情報筋によれば、マドンナはマネージャーのガイ・オセアリーと共に「大規模な」記念ツアーを計画しているという。この報道が事実だとすれば、マドンナにとってキャリアを振り返るツアーは初めてのものとなる。
マドンナはツアーで1983年発表のデビュー・アルバム『マドンナ』から2019年発表の最新作『マダムX』まで、40年のキャリアからの楽曲を披露するという。
ツアーではロンドンのO2アリーナで複数の公演が行われるとも噂されている。
昨年夏、マドンナはコンピレーション・アルバム『ファイナリー・イナフ・ラヴ:50ナンバー・ワンズ』のリリースを記念して、ニューヨークでディスコ・イベントを開催している。
コンピレーション・アルバム『ファイナリー・イナフ・ラヴ:50ナンバー・ワンズ』は米『ビルボード』誌のダンス・クラブ・ソング・チャートで首位を獲得した50曲が収録されたものとなっている。
2020年2月に『マダムX』に収録の“I Don’t Search I Find”がダンス・クラブ・ソング・チャートの首位を記録したことで、マドンナは同チャートで50曲目の1位を獲得している。
これによりマドンナは米『ビルボード』誌のシングルを対象としたカテゴリー・チャートで50曲の1位を獲得した唯一無二のアーティストとなっている。
プレス・リリースは次のように述べている。「このコレクションにはファンのお気に入りだけではなく、今回初めて公式にリリースされる音源や、初めてデジタル・リリースやコマーシャル・リリースされる音源など、20曲以上もの貴重なレア・リミックス音源も収録されている」
本作はマドンナとワーナーミュージック・グループが新たに発表したパートナーシップの一環としてリリースされる最初の作品であり、マドンナの音楽活動40周年を記念して、今後も彼女の革新的なキャリアを網羅する幅広いカタログ作品のリリースも予定されているとされていた。