ビー・ジーズは伝記映画を巡ってリドリー・スコット監督と交渉中だと報じられている。
『デッドライン』によれば、プロジェクトに近い匿名の情報筋はリドリー・スコット監督が現在パラマウント・ピクチャーズとビージーズの伝記映画の監督について交渉中だと語っている。
タイトル未定の本作は公開日や出演者についてもまだ現時点では決定していない。リドリー・スコット監督はグラハム・キング、ステイシー・スナイダー、マイケル・プラスと共に映画の共同プロデューサーも務めると報じられている。リドリー・スコット監督の『グラディエーター』の脚本を手掛けたジョン・ローガンが脚本を担当し、唯一の生存しているメンバーであるバリー・ギブがエグゼクティヴ・プロデューサーを務めるという。
映画はバリー・ギブ、2003年に亡くなったモーリス・ギブ、2012年に亡くなったロビン・ギブの生涯とキャリアを描くものが予定されている。
ビー・ジーズの伝記映画についてはこれまで数年間パラマウント・ピクチャーズが取り組んできたことが報じられていた。本作はグラハム・キングがプロデューサーを務める形で2019年にまず発表され、2021年にはケネス・ブラナーが監督、ベン・エルトンが脚本を担当すると発表されていた。
ケネス・ブラナーが原因不明でプロジェクトを離脱して、2022年3月にはジョン・カーニーが監督を引き継ぐことになったが、スケジュールの都合で降板している。2022年12月には『ハスラーズ』の監督であるローリーン・スカファリアが監督を務めると報じられている。
ミュージシャンの伝記映画についてはエイミー・ワインハウスの伝記映画『バック・トゥ・ブラック』がUKで4月12日に劇場公開されることが決定している。サム・テイラー=ジョンソンが監督を務める『バック・トゥ・ブラック』はマリサ・エイブラが主演を務め、ジャック・オコネルが元夫のブレイク・フィールダー・シヴィルを、エディ・マーサンが父親のミッチを、レスリー・マンヴィルが母方の祖母役を演じる。
また、マイケル・ジャクソンの伝記映画『マイケル』は主役を務めるジャファー・ジャクソンの写真が初めて公開されている。