Karl Wallingerが享年66歳で逝去

ネオ・サイケデリック・バンドであるワールド・パーティー、フォーク・ロック・バンドのザ・ウォーターボーイズの活動で知られるカール・ウォリンジャーが亡くなった。享年66歳だった。

カール・ウォリンジャーのパブリシストによれば、彼は3月10日に亡くなったという。死因については発表されていない。

1957年にウェールズに生まれたカール・ウォリンジャーは様々なバンドのキーボーディストとしてキャリアを始め、映画『ロッキー・ホラー・ショー』にも少し関わっていた。

1983年、カール・ウォリンジャーは最終的にザ・ウォーターボーイズに加入して、最初の3枚のアルバムにマルチ・インストゥメンタリストとして参加している。ザ・ウォーターボーイズはアルバム『ディス・イズ・ザ・シー』に収録の“Whole of the Moon”がヒットすることで成功を収めることになる。

カール・ウォリンジャーはザ・ウォーターボーイズ脱退後の1986年に結成したワールド・パーティーで最もよく知られており、1987年発表のデビュー・アルバム『プライヴェート・レヴォリューション』からは“Ship of Fools”がサプライズ・ヒットとなっている。

この頃、カール・ウォリンジャーはシネイド・オコナーのアルバム『ザ・ライオン・アンド・ザ・コブラ』にヴォーカルで参加しており、シネイド・オコナーもワールド・パーティーの最初の2枚に参加している。

その後、カール・ウォリンジャーは2000年までに4枚のアルバムをリリースしており、“Put The Message In The Box”と“Is It Like Today?”は全英チャートで成功を収めている。1994年には映画『リアリティ・バイツ』の音楽を担当しており、『クルーレス』のサウンドトラックにも参加している。

カール・ウォリンジャーは1990年代にレコーディングされ、2008年にリリースされたピーター・ガブリエルのアルバム『ビッグ・ブルー・ボール』にも参加している。

カール・ウォリンジャーは妻のスージー・ザミット、息子のルイス・ウォリンジャー、娘のナンシー・ザミット、2人の孫を残している。

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