David Gilmour、9年ぶりとなる新作より2曲目の楽曲「Between Two Points」の音源が公開

David Gilmour

デヴィッド・ギルモアは9年ぶりとなる通算5作目となるソロ・アルバム『邂逅』より2曲目の楽曲となる新曲“Between Two Points”の音源が公開されている。

『邂逅』はブライトンとロンドンで5ヶ月余りをかけてレコーディングされ、デヴィッド・ギルモアの全曲新曲のアルバムとしては2015年の『飛翔』以来9年ぶりとなっている。

“Between Two Points”の音源はこちらから。



“Between Two Points”はザ・モンゴルフィエ・ブラザーズが1999年に発表した曲のリメイクで、デヴィッド・ギルモアの娘、22歳のロマニー・ギルモアがヴォーカルとハープで参加している。

デヴィッド・ギルモアは次のように語っている。。「あの曲はリリースされて以来ずっと僕のプレイリストにあるんだ。割と最近になって1、2人にこの曲の話をしたけれど、ヒットしたと思っていたのに、誰も知らなかった。ロマニーにやってみてくれと頼んだんだ」

デヴィッド・ギルモアが家族と共に『フォン・トラップト・ファミリー』と題して2020年と2021年のロックダウン中に全世界のオーディエンスに向けてライヴ・ストリーミング演奏を行っていた頃、ロマニーは歌とハープを担当しており、デヴィッドはふたりの声が家族にしかできない形で融合することに気づいたという。

同じ頃、デヴィッドとロマニーは“Yes, I Have Ghosts”という曲でコラボレーションを行っており、この曲は新作『邂逅』のCDにボーナストラックとして収録される。「ロマニーがこの曲にまさにおあつらえ向きの脆さと若々しさを持っていることに気づいたんだ。実は僕たちが歌ってくれと頼んだとき、娘は宿題のエッセイを半分まで書いた途中で、電車を捕まえないといけない状態だったんだが、『わかったわ。1回だけ歌うからマイクをオンにして』と言ってくれた」

ザ・モンゴルフィエ・ブラザーズのマーク・トランマーは次のように続けている。「僕たちの曲のデヴィッドとロマニーによるヴァージョンは、アレンジとプロダクションが素晴らしい。最高のカヴァーはみんなそうだけど、オリジナルから枝分かれしながらもそのスピリットを保っているんだ。ロマニーのロジャー・クイグリーの歌詞のヴォーカル・フレージングやハープ・プレイはどちらも本当に美しいね。デヴィッド・ギルモアの特徴的なギターがまったく新しい一面を加えてくれている。デヴィッドとポリーが世の中に数ある曲の中から僕たちの曲をカヴァーすることにしてくれたことに今も驚いているよ」

プロデュースを手がけたのはデヴィッド・ギルモアとチャーリー・アンドリューで、きっかけはチャーリー・アンドリューによるアルト・ジェイの作品のプロデュース・ワークに感銘を受けたデヴィッド・ギルモアが彼にインスタグラム上でダイレクト・メッセージを送ったことに始まる。

デヴィッド・ギルモアは新作の経緯について次のように語っている。「チャーリーを家に呼んだんだ。いくつかデモを聴いてくれて『ところでどうしてこんなところにギター・ソロがないといけないんでしょうか?』、『全部フェード・アウト? いくつかはただ終わらせる訳にはいかないんでしょうか?』なんて言っていた。彼は僕がこれまでやってきたことに対して、素晴らしいくらい知識やリスペクトに欠けているんだ。とてもダイレクトで、まったくもって萎縮していない。そこが最高にいいんだ。僕にとってはとにかくとてもいい。ただ言われるがままというのだけは嫌だからね」

タイトル曲“Luck and Strange”には今は亡きピンク・フロイドのキーボーディストであるリチャード・ライトもフィーチャーされており、2007年にデヴィッド・ギルモアの自宅にある納屋で行ったジャムの音源が使用されている。

また、国内盤CDにはこれまでの歴史上ピンク・フロイド関連作品では不可能だった「日本盤ボーナストラック」が収録されることが決定している。

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