カマラ・ハリス副大統領の夫であるダグ・エムホフはレコードの購入動画で、ザ・ストーン・ローゼズとニュー・オーダーを購入したことが明らかになっている。
ドナルド・トランプ元大統領とカマラ・ハリス副大統領の討論会に先立って、夫であるダグ・エムホフとカリフォルニア州知事であるギャヴィン・ニューサムは開催地のフィラデルフィアにあるレコード店「ラッチキー」をサプライズで訪問している。
二人はそれぞれ2枚のアルバムを購入しており、その動画がダグ・エムホフのソーシャル・メディアでは公開されている。ダグ・エムホフは購入したアルバムを見せる際に「この2枚は今日まで、いまだに聴くアルバムなんだ」と語っている。
出されたアルバムは1989年発表のザ・ストーン・ローゼズのデビュー・アルバムと1986年発表のニュー・オーダーの『ブラザーフッド』で、「素晴らしいアルバムだよ。どっちもチェックしてみてほしい」とダグ・エムホフは語っている。
一方、ギャヴィン・ニューサムが購入したのはマイルス・デイヴィスの『カインド・オブ・ブルー』とジャクソン・ブラウンの『ホールド・アウト』となっている。
ギャヴィン・ニューサムはダグ・エムホフのセレクトについて「悪くないね」と語った後、自身のセレクトについて次のように述べている。「唯一無二で最高の亡きマイルス・デイヴィスだね。これの値が張って、2枚しか買えなかったんだけど、もう1枚はカリフォルニアだよ。ジャクソン・ブラウンだね。まさにカリフォルニアだろ」
店主のマーク・ファレッティはインタヴューでダグ・エムホフとギャヴィン・ニューサムに「お店についてもいくつか訊かれたけど、主に話していたのは音楽のことだったね」と語っている。二人は「ソフト/ダッド/ヨット・ロック」のコーナーにいて、そのジャンルのアーティストについて話をしていたという。
「『ダッド・ロック』や『ヨット・ロック』と言った言葉がジャンルにとって侮辱的な呼称かどうかについて素晴らしい話ができたよ」とマーク・ファレッティは続けている。「一致したのはX世代にとっては少し不可解だけれど、ムカつくほどでもないってことかな。自分たちの好きなバンドがたくさんこのカテゴリーにいることに驚いていたよ」
カマラ・ハリス副大統領もレコードの趣味を今年5月に披露しており、彼女の購入作品はチャーリー・ミンガス、ロイ・エアーズ、ルイ・アームストロング、エラ・フィッツジェラルドといったアーティストのアルバムとなっていた。
先日、ニュー・オーダーは1986年発表の『ブラザーフッド』のディフィニティヴ・エディションをリリースすることを発表している。ディフィニティヴ・エディションは11月22日にリリースされる予定となっている。