Paul McCartney、Fela Kutiとマリファナを吸った時のことを振り返る

Fela Kuti

ポール・マッカートニーはアフロビートの創始者であるフェラ・クティとマリファナを吸った時のことを振り返っている。

ポール・マッカートニーはオーディブルの「ワーズ+ミュージック」シリーズで『マン・オン・ザ・ラン』と題した番組が配信されており、1973年にナイジェリアのラゴスで『バンド・オン・ザ・ラン』をレコーディングしていた時のことを振り返って、フェラ・クティとの思い出深い一夜について語っている。

ウイングスはレコーディングのためにラゴスに滞在することになったが、到着した際、ポール・マッカートニーはフェラ・クティの音楽スタイルを「盗もうとしている」という新聞の見出しを目にしたという。

「それで『そういうつもりじゃないんだ』と思ったんだ」とポール・マッカートニーは語っている。「彼の電話番号は知っていたから、電話をかけて『そんなことをするつもりはない。スタジオに来てみてくれ。証明するよ』と言ったんだ」

それを受けてフェラ・クティはスタジオに足を運んで、ウイングスで取り掛かっていた音源を聴くことになったという。「話をして聞いてもらったら、いい友人になったんだ」とポール・マッカートニーは続けている。

「マリファナを吸うつもりはなかったんだけど、フェラ・クティがジンジャー・ベイカーに渡していてね。フェラ・クティは『ジンジャー・ベイカー、君は知る限り、マリファナを吸うのを断らなかった唯一の男だ』って言ったんだ。それで私は『マリファナを断る人間になってしまう』と思ってね。だから『分かったよ』と言って、マリファナを吸ったんだ。すっかりキマってしまって、神経質になり、被害妄想が襲ってくることになった」

ポール・マッカートニーは彼を落ち着かせてくれたのはクティと彼のバンドの音楽を聴くことだったとして、涙することになったという。

ドキュメンタリー『マン・オン・ザ・ラン』では成田空港に到着した際、税関職員によってスーツケースの中にマリファナが見つかり、日本で逮捕されたことにも触れられている。ポール・マッカートニーは即座に拘束され、釈放されて国外追放されるまで9日間拘留され、予定されていたウイングスのツアーは中止されることとなっている。

ポール・マッカートニーは過去にもドラッグやアルコールとの関係について語っており、2018年にはザ・ビートルズ解散後はウイスキーで「自己治療」していたとして、60年代には美術商と幻覚剤のDMTを服用した後、神を見たと確信したとも語っている。

2012年にはロシアの主席医務官が同国の薬物問題はザ・ビートルズのせいだと主張し、ポール・マッカートニーは2015年に子どもや孫に悪影響を与えたくないという理由でマリファナをやめたと語っている。

ポール・マッカートニーは2018年に『NME』に対して依存症の破壊的な力に屈しなかった理由を語っている。「自分はもともと慎重な性格で、何事にも用心しているんだ。友人たちの多くは慎重なタイプではなく、『よし、やってみよう』という感じだったけどね」

ポール・マッカートニーはウイングス時代を振り返ったドキュメンタリー『マン・オン・ザ・ラン』がAmazonプライム・ビデオで配信されている。ドキュメンタリー『マン・オン・ザ・ラン』ではミック・ジャガー、クリッシー・ハインド、ショーン・オノ・レノン、娘のメアリー&ステラ・マッカートニーもインタヴューに答えている。

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