R.E.M.、アメリカ大統領選挙を前に「I Believe」の新たなリリック・ビデオを公開

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R.E.M.はアメリカ大統領選挙での投票を呼びかける「ウィ・アー・ホープ・デスパイト・ザ・タイムズ」の一環で1986年発表のヒット曲“I Believe”の新たなリリック・ビデオが公開されている。

アメリカ大統領選挙を来週の11月5日に行われるが、R.E.M.は投票の重要性を呼びかけてきており、全米有権者登録の日に際してデジタルのコンピレーション・アルバム『ウィ・アー・ホープ・デスパイト・ザ・タイムズ』が公開されている。

それ以降、マイケル・スタイプは民主党のカマラ・ハリス副大統領を支持することを何度も表明しており、選挙運動にも伴うコンサートにも出演して、夫のダグ・エムホフとの対談も行っている。

今回、R.E.M.は1986年発表のアルバム『ライフズ・リッチ・ページェント』に収録されている“I Believe”のリリック・ビデオを公開して、投票に足を運ぶように呼びかけている。



マイケル・スタイプは声明で次のように述べている。「この選挙での選択ほど厳しく、重要なものはないと思っています。投票して、知っている全員にそうするように呼びかけてもらえればと思います。それこそが2024年に私たちが勝利する方法であり、そうできると信じています」

リリック・ビデオはR.E.M.で長年アート・ディレクターを務めてきたクリス・ビルハイマーが手掛けており、マイケル・スタイプが制作したハンドメイドのデザインや1991年のMTVビデオ・ミュージック・アウォーズで彼が着用していた政治的なTシャツがインスピレーションとなっている。

1991年のMTVビデオ・ミュージック・アウォーズでは“Losing My Religion”が最優秀ビデオ賞を受賞した際に受賞スピーチで銃規制、中絶、投票権、代替エネルギーといった問題にR.E.M.は言及していた。

2016年にマイケル・スタイプとマイク・ミルズはロンドンのライヴハウスであるボーダーラインで行われたQ&Aセッションでドナルド・トランプ大統領の政権が誕生したことへの心境を語り、それが幻滅したアメリカ人の有権者を「奮い立たせる」ことを願っていると述べていた。

2019年にはR.E.M.はドナルド・トランプ元大統領がツイッターで自身の音楽を使用したことを批判している。

ドナルド・トランプ元大統領はアレクサンドリア・オカシオ=コルテスとバーニー・サンダースといった政治家が一般教書演説に難色を示す映像を投稿し、その動画のバックにはR.E.M.が1993年に発表した“Everybody Hurts”が使われていた。この投稿はその後削除されたが、R.E.M.はドナルド・トランプ元大統領に向けて次のようにツイートしている。「世界の指導者なんて偽物だ。議会やメディアよ、この嘘つきを相手にするな。愛を」

2015年にもドナルド・トランプ大統領が1987年発表の楽曲“It’s the End of the World As We Know It (And I Feel Fine)”を集会で使用した際にマイケル・スタイプは次のように述べている。「この哀れで目立ちたがりで強欲な小心野郎どもめ、何をしやがるんだ! 俺たちの曲や俺の声をお前らのバカバカしい選挙キャンペーンで使用するんじゃない」

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