プッシー・ライオットのメンバー、ロシア当局によって出国が差し止められたことが明らかに

プッシー・ライオットのメンバーであるマリア・アリョーヒナは、自身の著書のプロモーションのためにスコットランドを訪れることになっていたものの、ロシア当局によって出国を差し止められたと報じられている。

マリア・アリョーヒナは現地時間8月8日にモスクワのドモジェドヴォ空港からツイッターを更新して、「ロシア連邦保安庁の国境警備隊の男たちから出国を禁止されたと伝えられた」ことを明かしている。

ウラジーミル・プーチン露大統領を公然と批判していることで知られるマリア・アリョーヒナは、8月10日から8月19日にかけてエディンバラ・フェスティバル・フリンジで著書『ライオット・デイズ(邦題:プッシー・ライオットの革命(仮))』に関する講演を行う予定となっていた。

エディンバラ・フェスティバル・フリンジの公式サイトには、マリア・アリョーヒナの講演について「パンク、エレクトロニカ、演劇、ドキュメンタリー映像、プロテスト」が合わさったものになると記されている。

マリア・アリョーヒナとバンドメイトであるナジェージダ・トロコンニコワは2012年に、モスクワの救世主ハリストス大聖堂でウラジーミル・プーチン大統領に向けて“Punk Prayer”と題した反体制を訴える楽曲を演奏して2年間の実刑判決を受けたことが世界的に報じられることとなった。

マリア・アリョーヒナは先日、ロシア連邦刑執行庁の目の前でソビエト連邦時代のグラグ(強制労働収容所などを管理していた組織)のシンボルに見立てた旗を掲げて抗議活動を行っている。

ロシア連邦刑執行庁は今回の空港でのマリア・アリョーヒナに対する措置について、彼女が以前にモスクワで行った抗議活動に対して課された奉仕活動を行わなかったために取られたものだと説明している。

プッシー・ライオットとロシア政府の間で最近起こった衝突の一つとして、プッシー・ライオットは先月のロシアW杯の決勝戦でも抗議活動を行っている。

プッシー・ライオットの4人のメンバーは決勝戦が行われていたピッチに侵入して、ロシア当局によって15日間の拘置を言い渡されている。

警察官を模した制服に身を包んだ4人のメンバーは、警備員の制止を振り切り、フランス代表とクロアチア代表による決勝戦の後半が行われていたピッチに乱入している。試合は、フランス代表が4対2でクロアチア代表を下している。

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