アークティック・モンキーズのフロントマンであるアレックス・ターナーとドラマーのマット・ヘルダースはお気に入りの5曲を明かしている。
アークティック・モンキーズは「Beats1」のマット・ウィルキンソンの番組に出演して、番組の恒例となっている「ファイヴ・ベスト・ソングス」のコーナーで自分たちのお気に入りの5曲を挙げている。
ラウンジの名曲や映画のサウンドトラック、アンビエント、ヨーロピアン・インディ、そしてヨークシャーのソウル・シンガーという5曲のセレクトは、評価を集めることになった最新作『 トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』の制作中のインスピレーションや彼らのよく聴く音楽が窺い知れるものとなっている。
選ばれた5曲は以下の通り。
ザ・ヌード・パーティー “Chevrolet Van”
レオン・ラッセル “Shootout at the Plantation”
ジュニオール “À la plage”
エンニオ・モリコーネ “Una Spiaggia a Mezzogiorno”
ジョー・コッカー “Just Like a Woman”
また、アークティック・モンキーズは少年時代に聴いていただいた音楽についても明かしている。
「母親はよく俺にビートルズを聴かせてくれて、父親はどちらかというとジャズやスウィングが好きだったんだ。父親の車では(ザ・ビーチ・ボーイズの)『ペット・サウンズ』とかを聴いていたんだけどね」とアレックス・ターナーは語っている。「車の中で心を動かされたのを覚えているよ」
アレックス・ターナーは続けて、数多くの映画音楽を手がけたエンニオ・モリコーネにならって、映画のサウンドトラックの分野に進出したいと思うかという質問に次のように答えている。「やってみたいけど、(レディオヘッドの)ジョニー・グリーンウッドの領域だからね……もちろんどんなものかにもよるけど、やってみたいとは思うよ」