Elton John、ステージでは普段許されていない自分になることができると語る

Elton John

エルトン・ジョンとタロン・エガートンは映画『ロケットマン』について一緒にインタヴューを受けている。

タロン・エガートンはイギリスでは公開が始まった映画『ロケットマン』でエルトン・ジョンを演じており、同作はエルトン・ジョンがポップ・スターとして世界的に有名になるまでの軌跡を追ったものとなっている。

タロン・エガートンはエルトン・ジョンやプロデューサーのジャイルズ・マーティンと共に「Beats 1」のゼイン・ロウの番組に出演して、映画でエルトン・ジョンの楽曲をレコーディングした時のことを振り返っている。

「また違った次元で彼の一部になっているような心地だったね」とタロン・エガートンは語っている。「映画自体ももちろんそうだけど、エルトン・ジョンや(ソングライターの)バーニー・トーピンによるオリジナル楽曲にヴォーカルを入れるというのは素晴らしい体験だったよ」

タロン・エガートンは続けて、映画ではエルトン・ジョンとして歌ったのか、それとも自分自身として歌ったのかという質問に次のように答えている。「歌ったのは僕自身としてだよ。所々で、彼の感覚を呼び起こそうとしながら歌っていたんだ。例えば、“I’m Still Standing”ではできる限り彼のサウンドに近づけようとしていたんだ。彼のような抑揚をつけながらね。というのも、それまではずっと、自分自身として歌っていたわけだからね」

「映画というのは増幅された世界で、空想の世界なんだ。それから、他の多くの伝記映画とは違って、この作品では悪い部分も含め、エルトンの人生の裏側がすべて描かれているからね。それもあって、YouTubeに上がっているインタヴューなんかじゃ自分と彼との間の溝を埋めることができないんだよ。僕は自分でその溝を埋めていたんだ」

一方で、同じ番組の中でエルトン・ジョンはステージでのパフォーマンスは日常からの逃避のようなものだったのかという質問に次のように答えている。「間違いなくね。ステージでは普段許されていない自分になることができるんだ。好きなものを着ることができて、やりたいようにやれるのだからね。ステージを降りてしまえば、衣装を脱いで、基本的にはずっと同じ人物として過ごさなければいけないわけでね」

「どんなパフォーマーに訊いても、自分たちのバックグラウンドや幼少期の経験が今の自分たちを形成していると言うと思うよ。多くのパフォーマーにとって、パフォーマンスとは見せることなんだ。注目を集めるということなんだよ」

エルトン・ジョンは次のように続けている。「問題に対処するためのメカニズムだね。僕はパフォーマーになることができてよかったと思っているよ。パフォーマンスをすることが何よりも好きだからね。一方で、初めは映画でも描かれているように、ペルソナだったり、自分自身が生み出したパーソナリティに飲み込まれてしまう危険があるわけでね。自分ではないものとの境目が見えなくなって、自分が何者なのかが分からなくなってしまうんだ。最終的にはリハビリ施設に行くことになって、事実上、人生をもう一度やり直すことになるんだよ」

タロン・エガートンやエルトン・ジョンのインタヴューはこちらから。

イギリスで先週公開された映画『ロケットマン』は日本では8月23日より公開される。

5つ星を点けたレビューの中で『NME』はタロン・エガートンの演技を次のように評している。「彼はパワフルなシンガーであり、ジョンの強大な個性にマッチするように膨らみ上がることができる一方で、失望と痛みの感動的なシーンでは完全な静寂も表現している。虹色の衣装で身を包み、ステージの上で飛び跳ねている様子からは、自分自身の最高の一瞬を見出した役者の姿を見ることができる」

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