オジー・オズボーンの妻であるシャロン・オズボーンは、ブラック・サバスがグラミー賞の特別功労賞を受賞した時にオジー・オズボーンが欠席したことについて説明している。
授賞式は今年5月にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催されている。ブラック・サバスからはトニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードが出席していたが、オジー・オズボーンは出席していなかった。
シャロン・オズボーンは新たなインタヴューでオジー・オズボーンが出席しなかった理由について語り、主催者を批判している。
「今年のグラミーには怒ってるの。というのも、特別功労賞をくれたけど、いわゆるグラミー賞授賞式として知られる番組ではくれなかったわけでね」とシャロン・オズボーンは「セレブリティ・アクセス」に語っている。
「別のテレビ局で放送される違う式典でくれたのよ。私はオジーに行かせなかったわ。だって、彼らがしてきたことはショッキングなことだと思ったから。だから行かせなかったのよ」
彼女は続けて賞を受賞した式典について「ダサくてひどい式典」だったと評し、2月に行われた正式なグラミー賞授賞式で賞を受賞するべきだったと述べている。
「あの賞にふさわしいアーティストが賞をもらってきたわけだけど」と彼女は語っている。「でも、私がそう考えたのはブラック・サバスだからよ。そのキャリアは50年に及び、今なおアルバムを売っているのよ。彼らのカタログはなお売れていて、6年前に出した最後のアルバムは世界のたくさんの国で1位を獲得したのよ。他のアーティストにも讃えられるのにふさわしい素晴らしいキャリアがあるけど、ブラック・サバスのようなキャリアはいまだに築いてないわ」
「グラミー賞授賞式に出られないと知って、『何を言ってるの? 本当にムカつくわ』って思ったわ。『くそくらえ。お前らのひどい式典にはオジーが出席するような栄誉を与えないわ』ってね」
当時、オジー・オズボーンの欠席についてはツアーを延期することになった怪我のせいだと見られていた。