RadioheadのJonny Greenwood、新たにレーベルを設立することを発表

Jonny Greenwood

レディオヘッドのギタリストであるジョニー・グリーンウッドは新たにオクタトニック・レコードと名付けられたレーベルを設立することを発表して、同レーベルからの最初のリリースとなる2作品の詳細も発表されている。

オクタトニック・レコードはカウンシル・レコードの傘下に設立されたレーベルで、世界各国のクラシック・ミュージシャンの音源や、ジョニー・グリーンウッド本人の作品を扱うレーベルとなっている。

「僕は一緒に仕事をしてきたミュージシャンの音源を記録してきて、コンテンポラリーなクラシックの領域と出会ってきたんだ」とジョニー・グリーンウッドは今回のプロジェクトについて述べている。「僕は初めてサウンドトラックを手掛けた時から、このような素晴らしい多くのミュージシャンたちと親しくするようになって、彼らが奏でる音楽にも精通するようになっていったんだ。そこにはもう一つの世界が広がっているんだよ」

オクタトニック・レコードからは最初のリリースとして9月24日に『ヴォリューム 1』と『ヴォリューム 2』の2枚がデジタルでリリースされることが発表されており、これらのアルバムは10月4日にアナログ盤としてもリリースされる予定となっている。

それぞれのトラックリストはこちらから。

‘Volume 1’:

Side A – Industry – Michael Gordon performed by Oliver Coates
Side B – Water – Jonny Greenwood performed by Greenwood with Daniel Pioro and Katherine Tinker

‘Volume 2’:

Side A and B – Partita No.2 in D Minor for solo violin – J.S. Bach performed by Daniel Pioro

ジョニー・グリーンウッドはレディオヘッドとしての活動以外にも、映画作品に提供してきたサウンドトラックで批評的な成功を収めており、これまでに映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』やアカデミー賞の作曲賞にノミネートされた『ファントム・スレッド』などのサウンドトラックを手掛けている。ジョニー・グリーンウッドは今回の新たなプロジェクトについて、クラシックのアルバムに対する人々の関心を高めることを目指していると語っている。

「これらのレコーディングが多くの人々にとってクラシックの音楽をライヴで観ることのきっかけになることを願っている。参加しているアーティストたちに興味を持ってもらえたらと思っているよ」とジョニー・グリーンウッドは述べている。「レコーディングというのは実体にできる限り近づけたものにしかなり得ないかもしれないけど、活気や情熱に満ちた音楽を感じてもらえるようなレコーディングをプロデュースできるよう、全力で取り組んでいくつもりだよ」

ジョニー・グリーンウッドは先日、BBCによるクラシックのイベント「BBCプロムス」で初めてキュレーションを手掛けて、イベント内で新曲を初披露している。

ジョニー・グリーンウッドは同イベントで、オクタトニック・レコードからのリリースが予定されているヴァイオリニストのダニエル・ピオロやピアニストのキャサリン・ティンカーを初め、BBCプロムス・ユース・アンサンブルやBBCウェールズ交響楽団と共演しており、オーケストラの指揮はヒュー・ブラントが務めている。ジョニー・グリーンウッドらはこの日、自身やハインリヒ・ビーバー、クシシュトフ・ペンデレツキ、スティーヴ・ライヒらの作品を演奏している。

ジョニー・グリーンウッドは先日、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のようなバンドの伝記映画を自分たちが作る可能性は低いと語っている。ジョニー・グリーンウッドは『NME』に対して現在はソロ作品に専念しているとして、トム・ヨークが「ディストピア的な不安」にインスパイアされたソロ・アルバムに取り組んでいたことや、エド・オブライエンが「ブラジルにインスパイア」された初となるソロ・アルバムに取り組んでいることもあり、レディオヘッドとしての活動は後回しになっていることを明かしている。ジョニー・グリーンウッドはエド・オブライエンのソロ・アルバムについてはまだ聴いていないとしながらも、トム・ヨークのソロ・アルバムについては「素晴らしいサウンド」になっているとして、「いくらかの素晴らしいストリングスが入っている」ことを明かしていた。

一方、トム・ヨークは以前レディオヘッドの今後について言及して、今年で20周年を迎える『キッド A』や『アムニージアック』期の「マテリアルを使って、なにかクールなことをやってみる」と語っている。

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