クリープハイプ 1/8(火)下北沢DaisyBarで行われた「太客倶楽部」会員限定ライブ“ひめはじめ4” シークレットゲストにyonigeが出演

シーンに登場してきた当初、クリープハイプを引き合いに出されることも多かった彼女たち。音楽のスタイルが似ているというよりも、曲が生まれてくる根っこに相通じるものがあるような気がする。何か胸の中にぽっかりと空いた空間を、歌と言葉が埋めていく、そのために鳴っているロック。切ない、という言葉だけでは説明しきれない、生々しくてヌルヌルとした感情。「最終回」「バッドエンド週末」そして「2月の水槽」と楽曲を畳み掛けるなかで、その感情がだんだんとお客さんに伝播していくようだ。
軽やかなリズムが哀愁を誘う「さよならバイバイ」を経て、ラストは抑えていた感情が溢れ出るようなバラード「最愛の恋人たち」。「ありがとうございました」と言ったあとの余韻が心地よかった。

撮影:松木宏祐

1

2

3 4