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2Neil Young、『Harvest』の再現ライヴに多額のオファーがあったものの断ったと明かす

ニール・ヤングは1972年発表の名作『ハーヴェスト』を再現するライヴについて多額のオファーを受けたものの断ったことを明かしている。
ニール・ヤングは10月25日にクレイジー・ホースとの7年ぶりとなるニュー・アルバム『コロラド』をリリースしている。
ニール・ヤングは今回『AARPマガジン』によるインタヴューに応じて「『ハーヴェスト』の再現ツアーのために数百万ドルのオファーを受けたんだ」と語っている。
通算4作目のアルバムである『ハーヴェスト』はストレイ・ゲイターズと呼ばれたセッション・ミュージシャンと共にレコーディングされている。しかし、ストレイ・ゲイターズはピアニストであるジャック・ニーチェが2000年に、ドラマーのケニー・バトリーが2004年に、ペダル・スティール・ギタリストであるスティーヴ・バトリーが2010年に亡くなっているほか、2015年には最後のメンバーだったベーシストのティム・ドラモンドが亡くなっている。
ニール・ヤングは次のように続けている。「『ハーヴェスト』で演奏している人たちは全員亡くなっているわけでさ。僕としてはやりたくなくてね。収穫(ハーヴェスト)する代わりに、新しく植えたらどうだい? っていうね」
現在72歳のニール・ヤングは引退する可能性についても言及して、歳を重ねるにつれてライヴがつらくなってきたことを認めながらも、引退するつもりはないとして、何度もフェアウェル・ツアーを行っているシェールに言及しながら次のように語っている。「(もしフェアウェル・ツアーをやれば)シェールのような気分になるだろうね。興味が尽きてしまわない限りは引退すべきじゃないんだよ。僕はまだ興味があるからね」