リンキン・パークのチェスター・ベニントンがかつて10代の頃にフロントマンを務めていたバンドであるグレイ・デイズはアルバム『アメンズ』の発売日を延期することが発表されている。
これは新型コロナウィルスの影響によるもので、今後数週間にわたり自宅待機となっている地域、人々への大きな心配を抱き、バンドとレーベルはアルバムのリリースを延期するという判断を下している。
グレイ・デイズの共同設立者でドラマーのショーン・ダウデルは次のように述べている。「僕たちがこのアルバムの制作に取り掛かっていると発表したときに意図していたのは、常にチェスターの記憶を尊重することと彼が僕たちと一緒に始めたこの仕事を終えることだった。本作は、彼の家族、僕たちの家族、そして世界中の数百万人いるチェスターのファンにとって大きな意味があり、僕たちはその皆さん全員が本作を適切に受け取ることができるリリースにする義務があると感じている」
合わせて4月10日に世界的なリスニング・セッションを行うことも発表されている。「このアルバムは、チェスターの家族にとって、そして私たちと私たちの家族にとって非常に大きな意味を持つので、この危機の最中にリリースしたくはなかった。と言いつつも、アルバムを先行予約し、さまざまなビデオや舞台裏の映像を共有している多くのファンがいることも知っている。僕たちは彼らのことも失望させたくなかったので、4月10日の世界的なリスニング・セッションのアイデアを思いついたんだ」