System Of A DownのJohn Dolmayan、活動休止への後悔を語る

John Dolmayan

システム・オブ・ア・ダウンのドラマーであるジョン・ドルマヤンはバンドの活動休止について「悲惨なこと」だったと語っている。

システム・オブ・ア・ダウンは2006年から2010年まで活動を休止しており、2005年発表の『メズマライズ』と『ヒプノタイズ』以来、フル・アルバムをレコーディングしていない。

「アクション・フィギュアズ」のリチャード・アランによる新たなインタヴューでジョン・ドルマヤンはシステム・オブ・ア・ダウンがアルバムを作らないことについて語っている。

「僕としては一度もシステム・オブ・ア・ダウンを活動休止させたいと思ったことはないんだ」と彼は語っている。「あれは自分たちにとって悲惨なことだったと思う。というのも、僕らはピークに達したことがないんだ。僕らにはいまだにたくさんの音楽があると思っているし、バンドとしてもビッグで、アメリカでも世界的にも大きな集客力を持っているわけでさ。世界最大のバンドにもなれたと思うんだよね。そのポテンシャルはあるのに、実現できないのはなぜだと思う?」

「システム・オブ・ア・ダウンは素晴らしいバンドだし、素晴らしいライヴもできる。自分たちが達成してきたことも誇りに思っているけど、でも、僕らはまだここなんだ。もっと先にまで行けるはずだったのにね」

ジョン・ドルマヤンは次のように続けている。「これから実現できないってわけじゃないけどさ。でも、難しいんだよね。エゴというマントを脱いで、一つの部屋に集まって一緒に取り組み、最善を尽くさなければならないからね。全員がバンドにとっての最善を考えない限り選択の余地はないんだ。バンドの定義とは無私無欲なんだよ。集団というのはそういうものだろ?」

「このことに関連して本当に悲しいのはスカーズ・オン・ブロードウェイも問題ないし、サージ・タンキアンのソロ・プロジェクトも問題ないけど、どちらもシステム・オブ・ア・ダウンに匹敵するものではないということなんだよ。活動を休止する時、もう1枚アルバムを作ろうと言えば、違った話になっていたかもしれないよね」

彼は次のように語っている。「結局のところ、僕らはかなりのことを成し遂げたわけで、僕らの墓碑銘は既に決まっているんだろう。孫は『僕の祖父はあのバンドにいて、これだけのことをやったんだ』なんて言えるはずだよ。そして、人類が続く限りは音楽も聴けるんだろう」

「自分たちの可能性を追求できなかったことは悲しいことだけどね」とジョン・ドルマヤンは締めくくっている。「ともすれば僕らは可能性としては10枚のアルバムを発売することもできたはずなんだ。でも、そうなっていたら『やり尽くした』と言って去ることになっていたかもしれない。そして、残りの人生を幸せに暮らしたかもしれない。50歳にもなって、部屋に佇みながら惨めだと思うことをやって、それが自分のせいだと分かってるなんて最低だよね。突き詰める勇気が、すべてを注ぐ勇気がなかったからだってね」

一方、システム・オブ・ア・ダウンは“Chop Suey!”のミュージック・ビデオがYouTubeで10億回の再生回数を突破している。

“Chop Suey!”は2001年発表の『毒性』からのリード・シングルとなっている。約20年前にリリースされた楽曲だが、2009年までYouTubeにアップされていなかった。

関連NEWS

  1. System Of A DownのDaron Malakian、Serj Tankianの後任を探した心境について語る

  2. Download Festival

    イギリスのDownload Festival、2021年のヘッドライナーが明らかに

  3. Mike Shinoda

    Mike Shinoda、System Of A Downとの初共演を振り返る

  4. Tom MorelloとSerj Tankian

    Tom MorelloとSerj Tankian、Gang of Fourの「Natural’s Not In It」を一緒にカヴァーすることが明らかに

  5. System Of A Down

    System Of A Down、15年ぶりとなる2曲の新曲を発表

  6. System Of A DownのDaron Malakian、新作を自分が望んでいるのかも分からないと語る

  7. Serj Tankian

    Serj Tankian、ソロEPをバンドで完成させなかった理由を語る

  8. Serj Tankian

    Serj Tankian、ソロ曲「Amber」がMVと共に公開

  9. System Of A Down

    System Of A DownのSerj Tankian、John Dolmayanとの友人関係について語る

  10. John Dolmayan

    System Of A DownのJohn Dolmayan、バンドが新曲を作らないことについて語る

  11. System Of A Down

    System Of A DownのJohn Dolmayan、波紋を呼んだ自身の政治的見解について語る

  12. Serj Tankian

    Serj Tankian、来たるEPより「Forgive Me Father」のMV公開

  13. System Of A Down

    System Of A Down、15年ぶりとなる2曲の新曲で6000万以上をアルメニア団体に寄付

  14. Serj Tankian

    Serj Tankian、シンガーの代役を探すように提案したことを明かす

  15. John Dolmayan

    System Of A DownのJohn Dolmayan、新型コロナウイルスは金の問題と語る