The Beatlesの映画『Let It Be』の監督、Ringo Starrの映画に対する見解に言及

Ringo Starr

ザ・ビートルズの映画『レット・イット・ビー』の監督を務めたマイケル・リンゼイ・ホッグはリンゴ・スターが同作を気に入っていないことについて「気にしていない」と語っている。

1970年に公開された映画『レット・イット・ビー』はアルバム『レット・イット・ビー』のレコーディング・セッションを追ったもので、ポール・マッカートニーとジョージ・ハリソンとの激しいやりとりが注目を集めることとなっていた。

映画『レット・イット・ビー』では57時間の未発表映像と150時間のほぼ未発表の音源が収録されており、ピーター・ジャクソン監督はその素材を11月25日からディズニープラスで配信される『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』で再利用している。

米『ローリング・ストーン』誌の新たなインタヴューでマイケル・リンゼイ・ホッグはリンゴ・スターによる「オリジナルのドキュメンタリーはまったく楽しくなかった」という見解について語っている。リンゴ・スターは映画『レット・イット・ビー』について「悲惨だった」として、「2人の間で起きた一つの出来事に集約されてしまっていた」と述べている。

マイケル・リンゼイ・ホッグは次のように語っている。「個人的には気にしていないんだ。彼の意見だからね。誰しも意見があるわけでさ。それぞれに思っているところはあるんだよ。リンゴのことは好きなんだ。彼は50年間あの映画を観ていないんだと思うよ」

「思うに長い間、その作品を観ていないと、いい思い出もなくなって、頭の中でどんなものだったか、ぐちゃぐちゃになってしまうかもしれないわけでさ。というのも、最後にあの作品を観た時、僕としては『彼は何を言っているんだろう?』と思ったからね。『レット・イット・ビー』には楽しさや繋がり、コラボレーション、素晴らしい時間、ジョーク、やさしさがあったからね」

リンゴ・スターは映画『レット・イット・ビー』について「屋上でのコンサートは7〜8分の長さしかなかった」と述べており、『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』では43分のバージョンが収録されていると語っている。

マイケル・リンゼイ・ホッグは3年ぶりとなったルーフトップ・コンサートについて「マジカル」だったと評しており、「彼らは本当に楽しい時間を過ごしていたし、彼らはこれがやりたかったんだと気づいたんだ」と述べている。

「映画の多くで彼らは楽しそうで、うまくやろうとしてたんだ。物事をうまくやり通そうとする時は常に笑顔なわけじゃないからね。考えていたりするからさ」

マイケル・リンゼイ・ホッグは次のように続けている。「だから、リンゴは長い間映画を観ていないんだと思う。改めてリスペクトを持って言うけど、自分としては気にしていない。1人の人物としては彼は驚くほど頭の回転が速くて、愉快な人物なんだ」

リンゴ・スターは映画『レット・イット・ビー』について今年3月にZoomでの質疑応答で上記のコメントをしていた。

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