The Beatles、ピーター・ジャクソン監督が『Get Back』の制作で最も緊張した瞬間を語る

The Beatles

ザ・ビートルズの全3編のドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』についてピーター・ジャクソン監督はその制作で最も緊張した瞬間を明かしている。

『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』はアルバム『レット・イット・ビー』の制作過程を追ったもので、ロンドンのサヴィル・ロウのルーフトップで行われた最後のライヴが全編収録されている。

『ヴァラエティ』誌のインタヴューでピーター・ジャクソン監督は本作で音声修復が制作の重要な部分を担っていたことを明かしている。

彼は次のように説明している。「自分にとって音声の修復は最も興奮した部分だったね。音声では大きな飛躍的進歩を果たしたんだ。機械学習のシステムを開発してギターの音やベースの音、声の音を覚え込ませて、コンピューターにはジョンのサウンドがどのようなものか、ポールのサウンドがどのようなものかを教えたんだ。そうしたら、モノラルのトラックから、すべての楽器の音を分離させることができたんだ。ヴォーカルだけ、ギターだけを聴くことができるんだ。後ろではリンゴ・スターがドラムを叩いているのに、ドラムの音はまったく聴こえない。それで綺麗にリミックスできるようになったんだ」

同じインタヴューでピーター・ジャクソン監督は本作の制作で最も緊張した瞬間についても語っている。

「ディズニーとザ・ビートルズ、アップルに対して作品を2時間半ではなく、6時間にすべきだと思っていることを伝えなければならなかったんだ。あれはプロジェクト全体でも最も緊張した瞬間だった。判断を待たなければならなかったんだ。ザ・ビートルズに観てもらうことを待たなければならなかった。リンゴ・スター、ポール・マッカートニー、オリヴィア・ハリスン、ショーン・レノンからの意見が届いて、『6時間も素晴らしいね。6時間にした理由を理解できたよ。6時間のバージョンに満足している』と言ってくれたんだ」

先日、『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』にも出演しているザ・ビートルズの長年のローディーだったマル・エヴァンスの家族はその生涯を綴った正式な伝記を出版することを発表している。

本書はハーパーコリンズ社のデイ・ストリート・ブックスから2023年に出版される予定で、ザ・ビートルズの研究者で、自身のサイトでは「ザ・ビートルズとその文化的影響についての世界でも屈指の権威の1人」とされているケネス・ウォーマックと遺族は協力して、彼の生涯の詳細をまとめていくという。

タイトル未定のこの伝記に続いて、米『ローリング・ストーン』誌によれば、日記や原稿など、マル・エヴァンスの個人的所有物も2024年に公開される予定となっている。1976年に享年40歳で亡くなる前、マル・エヴァンスはザ・ビートルズの許可を得た上でそうした原稿を自身で出版することを計画していた。

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