“第三帝国”にかかわった市井の人々の証言を記録したドキュメンタリー『ファイナルアカウント 第三帝国最後の証言』が8月5日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほかにて全国ロードショー、30秒予告映像と場面写真が併せて解禁となった。
この度解禁された30秒予告映像では、ナチス占領時代の貴重な映像が映し出され、「これは前代未聞のドキュメンタリー映画だ。ナチス・ドイツの子供たちによる最後になるであろう証言」というナレーションに続き、“第三帝国”に関わった加害者の現在のインタビュー映像が映し出される。
「目をくらまされるな!」と若者たちに必死に訴えかける元武装親衛隊員の言葉や、顔を両手で覆う女性の姿が切り取られている。
また、ザ・タイムズ紙が「タイムリーかつ不吉な予兆」「日常に潜む悪」、ガーディアン紙が「過去が現在に語りかける」と、不穏な空気が漂う現代に繋がる、今こそ観られるべき作品であると、本作を絶賛する海外メディアの評価が並んでいる。
併せて解禁された場面写真では、元武装親衛隊員の老人が勲章や徽章を誇らしげに並べて見せる様子や、ナチス政権下時代のドイツ市民たちが第三帝国の国旗(ハーケンクロイツ)を背に、笑顔でナチス式敬礼をしてヒトラーへの忠誠を誓っている様子などがとらえられている。
貴重な証言が詰まった映画『ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言』は、8月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほかにて全国ロードショー。
ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言
監督・撮影:ルーク・ホランド/製作:ジョン・バトセック、ルーク・ホランド、リーテ・オード
製作総指揮:ジェフ・スコール、ダイアン・ワイアーマン、アンドリュー・ラーマン、クレア・アギラール/アソシエイト・プロデューサー:サム・ポープ
編集:ステファン・ロノヴィッチ/追加編集:サム・ポープ、バーバラ・ゾーセル/音楽監修:リズ・ギャラチャー
2020年/アメリカ=イギリス/ドイツ語/94分/カラー(一部モノクロ)/ビスタ/原題:Final Account/字幕翻訳:吉川美奈子/字幕監修:渋谷哲也/ナチス用語監修:小野寺拓也 https://www.universalpictures.jp/micro/finalaccount/
配給:パルコ ユニバーサル映画/宣伝:若壮房 ©2021 Focus Features LLC.