テイラー・スウィフトは映画『ニュームーン/トワイライト・サーガ』に出演する可能性があったが、監督のクリス・ワイツはそれを断ってしまったことを後悔している部分もあることを認めている。
出演者のアシュリー・グリーンが行っているポッドキャスト『ザ・トワイライト・エフェクト』に出演したクリス・ワイツは『ニュームーン/トワイライト・サーガ』にエキストラでテイラー・スウィフトが出演したがっていたが、その機会を断ってしまったことを明かしている。
「テイラー・スウィフトと僕は当時同じエージェントだったんだ。そしたら、そのエージェントに『テイラーがこの映画に出たいって。君だからというわけじゃなく、『トワイライト』の大ファンなんだよ』と言われてね」とクリス・ワイツは語っている。テイラー・スウィフトは「カフェテリアやディナーの誰か」という形で出たかったそうだが、クリス・ワイツは彼女が出演すると映画の邪魔になってしまうと考えたという。
「自分にとって一番難しかったのは、テイラー・スウィフトがスクリーンに登場すると5分でも、誰も受け止められないと思ったんだ」とクリス・ワイツは続けている。「今でも自分に腹が立つよ。『テイラー・スウィフトと一緒にいられたのに』ってね」
後悔の念を滲ませながらもクリス・ワイツは自分の判断は映画に必要なものだったと考えていると語っている。「彼女は『なんて嫌な奴なの』と思っただろうね。でも、映画にとっての最善を考えたら、時にこういう決断もしなきゃいけないんだよ」
映画『ニュームーン/トワイライト・サーガ』への出演は叶わなかったものの、テイラー・スウィフトはデヴィッド・O・ラッセル監督の映画『アムステルダム』に出演している。ジョン・デヴィッド・ワシントン、マーゴット・ロビー、クリスチャン・ベイル、クリス・ロック、アニヤ・テイラー=ジョイ、ゾーイ・サルダナ、ロバート・デ・ニーロらといった豪華スターが出演する本作は先月トレイラーが公開されている。
一方、テイラー・スウィフトは“‘All Too Well”のショート・フィルムが来年のアカデミー賞で短編映画賞を受賞する資格があることが明らかになっている。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で知られるセイディー・シンクと『メイズ・ランナー』で知られるディラン・オブライエンが出演した本作はテイラー・スウィフトの監督デビュー作となっている。