音楽ドキュメンタリー映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』が1月13日(金)に公開、トルナトーレ監督とモリコーネが2人でおどけた様子を捉えたレアなメイキング写真のほか、クエンティン・タランティーノ、ブルース・スプリングスティーン、クリント・イーストウッドらが、劇中でモリコーネに対して惜しみない賛辞を送るシーン写真など合計13枚と合わせ、総勢70名に及ぶ取材者を選んだ理由について語るトルナトーレ監督のコメントも解禁します。
モリコーネとトルナトーレ監督がおどけた表情でカチンコと一緒に記念撮影!
本作では“出演者”と“監督”という、いつもとは立場の違った2人が息の合ったところを見せるメイキングショットや、モリコーネが世界的に脚光を浴びるきっかけになったマカロニ・ウエスタンの金字塔『荒野の用心棒』(64)、『夕陽のガンマン』(65)、『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』(66)などを手がけた、盟友セルジオ・レオーネ監督との貴重な2ショット、劇中でモリコーネに対して惜しみない賛辞を送るクエンティン・タランティーノ、ブルース・スプリングスティーン、クリント・イーストウッド、ジョン・ウィリアムズら各界の著名人の様子を捉えたシーンのほか、ペンと五線譜で作曲する様子、『アンタッチャブル』(87)や『マレーナ』(00)のほか、幾度もアカデミー賞にノミネートされながらも受賞に至っていなかったアカデミー賞だが、映画界への類稀なる貢献が認められ、アカデミー賞®栄誉賞を2007年に受賞!プレゼンターであったクリント・イーストウッドから手渡されたオスカーを手に持ち、はにかむ笑顔を見せる光景など、いずれも彼の人生を彩ったいくつもの珠玉のシーンを切り取ったものとなっております。
タランティーノも含め、総勢70名超のら錚々たるメンバーが劇中でモリコーネへの想いを語る多数のインタビューシーンが圧巻だが、トルナトーレ監督は決して著名人だけを選んだわけではないという。
「広い範囲で様々な人たちを横断的に取材」することを大事にし、「大監督たちや、エンニオが出会った著名人や、彼の音楽院時代を良く知る旧学友たちまでね。あまり目立たない仕事をしている仕事仲間もいます。エンニオの長年の仲間である音響技師で、コンサートのみならず、レコーディングスタジオでの楽曲録音のときも一緒だった人や、あるとき短い間ながら仕事で一緒になって知り合った人たちなどです」「例えば、映画のポストプロダクションの責任者で、彼と深いつながりはないが、著名な人々は知らないエンニオの一面を知ることになった人などもいます」「彼らのおかげで、インタビューが立体的になり、映画の語りに役立ちました」とコメントしている。
モリコーネ 映画が恋した音楽家
出演著名人(一部)
クエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーン、ハンス・ジマー、ジョン・ウィリアムズ、ダリオ・アルジェント、テレンス・マリック、ブルース・スプリングスティーン、ベルナルド・ベルトルッチ、ジェイムズ・ヘットフィールド、クインシー・ジョーンズ など
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』
原題:Ennio/157分/イタリア/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:松浦美奈 字幕監修:前島秀国
出演:エンニオ・モリコーネ、クリント・イーストウッド、クエンティン・タランティーノほか
公式HP : https://gaga.ne.jp/ennio/
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