3月17日(金)公開予定の新作映画『The Son/息子』から、主演を務めるヒュー・ジャックマンの新写真が解禁となった。
本作は『ファーザー』でアカデミー賞®を受賞したフロリアン・ゼレール監督の最新作であり、『ファーザー』に続く「家族3部作」の第2部に当たる。完成した脚本に惚れ込んだジャックマンが、自ら名乗り出て主演と製作総指揮を務め、さらに『ファーザー』で2度目のアカデミー賞に輝いたアンソニー・ホプキンス、『マリッジ・ストーリー』で同賞を獲得したローラ・ダーンなど、現代のエンタテインメント界におけるトップが共演を果たした注目作だ。
もともと、ゼレール監督の前作『ファーザー』の大ファンだったというジャックマンは、ある日、エージェントから送られてきた『The Son/息子』の原作戯曲を読んで、すぐに電話でエージェントに出演したい旨を伝えたという。ジャックマンはインタビューにおいて、「今までにあまりなかった経験だ。これまでのキャリアのなかで積極的に追いかけた作品は『レ・ミゼラブル』だけだった」と語っており、本作に対して並々ならぬ思いがあったようだ。その後、出演したいという衝動が抑えられなかったジャックマンは、監督と面識がなかったにも関わらず、次のようなメールを直接送ったという。「私はあなたが他の俳優も探していると聞きました。私はダンスに割り込むような人間ではありません。もし、他の誰かと踊っているのであれば、それは素晴らしいことですし、幸運を祈ります。ですが、もしチャンスがあるのであれば…。興味があるだけでなく、参加したいと思っているし、本気でこの役を演じたい」。こうした経緯で主役を務めることになり、さらに製作総指揮としても本作に関わることになったようだ。
また、ジャックマンといえば、最近、『デッドプール3』に向けて、ウルヴァリンの筋骨隆々の肉体を作るために、半年かけてトレーニングを行なっていることが話題になっている。『The Son/息子』でも、その役作りのために多くの時間を撮影前のリサーチにかけたという。兄弟がニューヨークで弁護士として働いている縁もあり、実際にニューヨークの弁護士事務所で多くの時間を過ごしたようで、「とにかくたくさんリサーチをした。僕の仕事の重要な部分だね。毎回新しい役を演じるたびに、新しい現実の世界へと入っていくんだ」と語っている。
互いを理解していると信じ、ごく当たり前の日常を送っていた家族に、突然起こる異変。それは私たちにとっても、決して他人事ではない。ジャックマンが、「このテーマをここまで美しく、そしてはっきりと描き出した作品に参加できて誇らしい」と胸を張る衝撃の愛の物語が、遂に日本に上陸する。『The Son/息子』は3月17日(金)より全国公開予定。
The Son/息子
監督・脚本・原作戯曲・製作:フロリアン・ゼレール 『ファーザー』
出演:ヒュー・ジャックマン、ローラ・ダーン、ヴァネッサ・カービー、ゼン・マクグラス、アンソニー・ホプキンス
2022年|イギリス・フランス合作|英語|カラー|スコープサイズ|123分|字幕翻訳:岩辺いずみ|映倫:G一般
© THE SON FILMS LIMITED AND CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2022 ALL RIGHTS RESERVED.
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ 公式Twitter:https://twitter.com/TheSon_jp 公式サイト:www.TheSon.jp