『フェイブルマンズ』をはじめ、アカデミー賞®の常連のスティーヴン・スピルバーグ監督が、ピューリッツァー賞受賞の同名小説を原作に、『E.T.』 の後初めてシリアスな作品に挑んだ『カラーパープル』(1985)。
伝説の名作が大胆なアレンジによってミュージカル映画としてスクリーンによみがえります。ゴールデングローブ賞®主演女優賞と助演女優賞の2部門にノミネートされた話題作『カラーパープル』はワーナー・ブラザース映画の配給で2024年2月9日公開予定、公開に先駆け今回はその熱演を捉えた場面写真を一挙公開。
本作は、父親と夫に支配され、最愛の妹と生き別れた主人公セリーが、自由で型破りな女性たちと出会い、輝ける場所を見つけようとする。立ちふさがる運命に、不屈の魂とユーモアで何度でも立ち上がる姿と魂に届く歌声が、困難な時代を生き抜く力をくれる今こそ必見の希望の物語。
セリー役は、ブロードウェイ版でも同役を演じたファンテイジア・バリーノ。父や夫に虐げられながらも、しがらみを解き放ち自ら未来を切り開く姿を見事な演技と歌声で体現し第81回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされた。セリーの心の拠り所となる妹ネティの若き姿を演じたのは、『リトル・マーメイド』(23)で話題を呼んだハリー・ベイリー。歌手としても活躍するベイリーは、ネティのために自ら書き下ろしたナンバーも披露している。
新たに解禁された場面写真、最初の一枚は、セリーの運命を変える女性シュグ。真紅のゴージャスなドレスに羽の頭飾りをまとい、酒場で歌を披露している場面だ。演じるのは、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(08)でオスカーにノミネートのタラジ・P・ヘンソン。自由奔放で天真爛漫、洗練された歌手のシュグはセリーの憧れの存在で、苦しい日々に耐えるセリーが、自らを愛し人生の喜びに目覚めるきっかけを与えるキーパーソンなのだ。もう一人のキーパーソン、ソフィアを演じるのはブロードウェイ版でトニー賞にノミネートされたダニエル・ブルックス。自らを軽視する男性にも怯むことなく立ち向かう強い女性ソフィアの演技が高く評価され、ゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされた。解禁された場面写真では、高圧的な男を相手に挑発的な表情で啖呵を切る姿をとらえている。
続いて、セリーを囲む登場人物たちが続く。セリーの夫ミスターを演じるのはコールマン・ドミンゴ。ポーチに座ってバンジョーをつま弾く姿が印象的だ。ミスターの連れ子で、ソフィアの夫となるハーポには『イン・ザ・ハイツ』(21)のコーリー・ホーキンズ。トニー賞ノミネートの実力派二人が脇を固め、セリーの人生を揺り動かす男たちを熱演する。ハーポの恋人スクイーク役で、『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』(21)の主題歌でオスカー&グラミー賞をW受賞したH.E.R.が長編映画デビュー。オーバーオールのハーポと花柄のワンポイントが印象的なワンピース姿のスクィークの2ショットも初解禁となった。
型破りな生き方の女性たちとの絆によって、セリーが自分の価値に気づき、自らが輝く場所を見つける、観る者をも奮い立たせる力強いミュージカル『カラーパープル』は2024年2月9日(金)ロードショー!
カラーパープル
製作:オプラ・ウィンフリー、スティーブン・スピルバーグ、スコット・サンダース、クインシー・ジョーンズ 監督:ブリッツ・バザウーレ 原作:アリス・ウォーカー
出演:ファンテイジア・バリーノ、タラジ・P・ヘンソン、ダニエル・ブルックス、コールマン・ドミンゴ、コーリー・ホーキンズ、H.E.R.、ハリー・ベイリー他
原題:Color Purple 配給:ワーナー・ブラザース映画 上映時間:141分 © 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
◆公式HP:colorpurple.jp