Madonna、コンサートの開始時間が遅れたことへの訴訟に対する見解を発表

Madonna

マドンナは「セレブレイション」ツアーのニューヨークのバークレイズ・センター公演の開始時間が遅れたことで訴えられたことについて声明が出されている。

先週、チケットを購入したマイケル・フェロウズとジョナサン・ハデンは20時30分から始まる予定の公演が2時間遅れたことを受けて訴訟を起こしている。訴状にはマドンナが契約を違反しただけでなく、「虚偽広告、過失による不当表示、不公正で欺瞞的な商慣行になります」と記されている。

今回、マドンナの弁護士とライヴ・ネイションは共同声明を出し、「この裁判においてマドンナのことを精力的に弁護するつもりです」と述べている。米『ビルボード』誌によれば、マドンナ陣営は遅延がサウンドチェック中の技術的問題のためだったとしている。

「ブルックリンにあるバークレイズ・センターで北米ツアーは予定通り開幕しましたが、12月13日にはサウンドチェック中に技術的な問題が発生したことは例外でした」と声明では述べられている。「これが当時の報道でよく知られた遅延の原因となりました。この裁判においてマドンナのことを精力的に弁護するつもりです」

声明ではロンドンのO2アリーナで行われたマドンナのいくつかのコンサートが技術的な問題により「遅延または短縮」されたことを『ガーディアン』紙は報じているが、ヨーロッパ・ツアーは「絶賛された」ことも指摘している。

当初の訴状でマイケル・フェロウズとジョナサン・ハデンの弁護士はチケットには20時30分という開演時間が記されており、これは「原告が購入することに同意するための重要な」情報であり、「次の日に早く起きて仕事をしなければいけない人や家族の面倒を看なければいけない人」に法的損害を与えたと主張している。

弁護士はまた、コンサートが午前1時に終了したことで、コンサート参加者は「真夜中に取り残され」「限られた公共交通機関しか利用できない状況になった」とも主張している。

弁護士はニューヨーク州の一般営業法149条を持ち出して、マドンナの遅い開演時間が州法に違反しているとも述べている。コンサートの開始時間が不正確であったことと「原告およびすべての来場者にコンサートが午後8時30分に開始されないことを通知」しなかったこと、あるいは「払い戻しを受ける選択肢」を提供しなかったことがすべて法律違反につながるとしている。

一方、マドンナは先日ニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデンで公演を行っており、“Vogue”でダンスを審査するゲストとしてコメディアンのエイミー・シューマーが登場している。ツアーではこれまでにステラ・マッカートニー、マギー・ロジャース、ディプロ、FKAツイッグスといったゲストが迎えられてきている。

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