ジャーニーはヒューストン公演で名曲の披露中に電機関連の火災があったことで、ライヴが突然打ち切られることとなっている。
ジャーニーは現地時間3月14日にヒューストンのNRGスタジアムで行われたイベントに出演したが、5曲目の“Don’t Stop Believin”の演奏中にライヴが突然打ち切られることとなっている。
観客がアップした動画によれば、2007年加入のアーネル・ピネダが2番目のヴァースを歌っている時に突然音が消え、プロジェクターのスクリーンも消えることとなっている。
観客は混乱に見舞われることになったが、シンガロングを続けており、一方クルーはステージに駆け込んで、消化器で消火活動にあたっている。米『ビルボード』誌によれば、観客はコンサートの続行が不可能であること、そして全員が避難する必要があることを伝えられたという。負傷者などは報告されていない。
Wow. @JourneyOfficial show canceled at @RODEOHOUSTON after electrical fire….in the middle of ‘Don’t Stop Believing.’ Here is when stage power went out. pic.twitter.com/j0XWX0WHMV
— Randy Klein (@rklein1010) March 15, 2025
ジャーニーはソーシャル・メディアなどでこの件に言及していないが、イベントの「ヒューストン・ライヴストック・ショウ&ロデオ」はイベントが中止になったことについて声明を発表している。
「ステージ・エリアで予期せぬ電機系統の事故が発生したため、残念ながら今夜のジャーニーのコンサートは途中で中止になることを発表します。ファンの皆様の期待に応えられなかったことを心から謝罪します」と主催者は述べている。「私たちのチームは状況を把握するために懸命に取り組んでおり、振替公演の可能性と払い戻しに関する最新情報についてはできるだけ早くお届けするつもりです」
昨年、ジャーニーのキーボーディストであるジョナサン・ケインはデフ・レパードとの共同ヘッドライナー・ツアー中にニール・ショーンに訴訟を起こしている。提訴の理由はニール・ショーンの「ツアーに関連した出費」に対する不満で、その中にはバンドのクレジットカードを個人的な出費のために「経費として出費していた」ためだという。
その後、ニール・ショーンは意見の相違を埋めるためにバンドが「中立的な人物」を招こうとしていることを明かしている。