フランスの映画音楽の巨匠ミシェル・ルグランのドキュメンタリー『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家』が9月19日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開、日本版ポスターと場面写真2点、ムビチケ情報を解禁した。
本作は、ルグランの晩年の姿に密着すると共に、スティングをはじめ、ナナ・ムスクーリ、クロード・ルルーシュ、ノーマン・ジュイソンなど、45名以上の音楽家や映画監督、ルグランの家族たちのインタビューを交え、練習において自他共に一切の妥協を許さない厳格な姿勢、数々の栄光の裏に隠された挫折と苦悩など、これまで知ることのなかったルグランの素顔を余すことなく描く。
さらに、ジャック・ドゥミの『シェルブールの雨傘』、『ロシュフォールの恋人たち』、ジャン=リュック・ゴダールの『女と男のいる舗道』(62)、アニエス・ヴァルダの『5時から7時までのクレオ』(62)、ノーマン・ジュイソンの『華麗なる賭け』(68)、クロード・ルルーシュの『レ・ミゼラブル』(95)、バーブラ・ストライサンドの『愛のイエントル』(83)など、ルグランが携わった30作以上の名場面が登場。16mmカメラで撮影された若き日のルグランの秘蔵映像・音声録音など個人的アーカイブも盛りだくさん。
日本映画『ベルサイユのばら』(79)、『火の鳥』(78)の音楽(『火の鳥』はメインテーマのみ)も手掛け、死の直前まで日本でのブルーノート公演に情熱を燃やすなど、長年にわたる親日家としても知られている。ルグランの生き様は、私たちに心揺さぶる感動と生きる指針を与えてくれる。
日本版ポスターは、『シェルブールの雨傘』をモチーフとし、作品をイメージしたピンクと青の配色。中央には、若き日のルグランが収められた傘シルエット。その下には、ピアノの前に座る晩年のルグラン。彼がこれまでに携わってきた映画音楽の作品タイトルを雨に見
立てられており、華やかでレトロ・ポップな仕上がりとなった。
併せて2点の場面写真も解禁。若き日と晩年、それぞれのルグランが同じポージングで指揮をする姿が切り取られている。
本日6月6日(金)よりムビチケオンラインが発売。詳細は以下のとおり。
発売日時:6月6日(金) 午前10時
価格:1,600円(税込)
販売ページURL:https://ticket.moviewalker.jp/film/089751?from=official
ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家
監督・脚本:デヴィッド・ヘルツォーク・デシテス 脚本:ウィリー・デュハフオーグ 製作:マルティーヌ・ド・クレルモン・トネール ティエリー・ド・クレルモン・トネール デヴィッド・ヘルツォーク・デシテス 編集:マルゴッド・イシェール ヴァンサン・モルヴァン デヴィッド・ヘルツォーク・デシテス 撮影:ニコラス・ボーシャン リヤド・カイラット スタン・オリンガー 音響:テオドール・セラルド
音楽:デヴィッド・ヘルツォーク・デシテス ミシェル・ルグラン
出演:ミシェル・ルグラン アニエス・ヴァルダ ジャック・ドゥミ カトリーヌ・ドヌーヴ バンジャマン・ルグラン クロード・ルルーシュ バーブラ・ストライサンド クインシー・ジョーンズ ナナ・ムスクーリ
2024年/109分/フランス/原題:IL ÉTAIT UNE FOIS MICHEL LEGRAND/カラー/5.1ch/1.85:1
日本語字幕:大塚美左恵 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ 配給:アンプラグド
©-MACT PRODUCTIONS-LE SOUS-MARIN PRODUCTIONS-INA-PANTHEON FILM-2024
公式HP:unpfilm.com/legrand