Paul McCartney、John Lennonとのクリエイティヴな方向性の違いについて語る

Paul McCartney

ポール・マッカートニーは新たなインタヴューでジョン・レノンとのクリエイティヴな方向性の違いについて語っている。

ポール・マッカートニーとジョン・レノンはザ・ビートルズとしての活動の中で史上最も成功を収めたソングライターとしてのパートナーシップを築いたわけだが、そのアプローチは違うものがあったと振り返っている。

BBCラジオ3の『サウンド・ソーシズ』に出演したポール・マッカートニーは次のように語っている。「人について読んだりすると、興味が湧くものだけど、テープ・ループについては耳にして、遊んでみたいと思い始めたんだ」

「それでブレネルのテープレコーダーでやってみた。2台手に入ったから、テープ・ループを作ることができた。切って、繋いで、ギターみたいに使ってみた。音がどんどん低くなっちゃったんだけど、2回目ではちゃんとできた」

「『音楽では熱心に働くよね』と言われるんだけど、自分が言うのは『働いていないよ。遊んでるんだ』ということでね。自分にとっては単にブレネルのテープレコーダーで遊んでみただけなんだよ。シュトックハウゼンを聴いて、その音楽に刺激を受けて、実験してみようというところから出てきた。それで、ある日、ジョン・レノンに聴かせたら、彼も興味を持ったんだ」

「『おおっ、君も知っているんだね』という感じだった。新しいことについてはお互いに刺激し合っていたから、『聴いてみて』と言ったら、彼も最終的にやってみたいということになったんだ」

「それで2台のブレネルのテープレコーダーを彼にあげたら、家に置いていたけど、どうやってやったのか教えたんだ。僕とジョン・レノンの違いは、僕は“Tomorrow, Never Knows”みたいにコントロールされた形で使おうとしていた。曲の中でソロみたいに使いたかったんだ」

「ジョン・レノンは“Revolution 9”のような曲を作ったんだ」

「僕はこのアイディアでアルバムを作ろうとは思っていなかった。より音楽的でより形式的な基盤の上にそれらを乗せたいと考えていた。こうした要素がそこに組み込まれることが、自分の聴きたい究極のサウンドだと考えていたんだ」

「予想外だったよ。音楽で本当に見知らぬものを作って、それを聴いてみると、『これ好きだ』と思ったりする。抽象画みたいだよね。私たちが目にするものすべてが明確で具象的なわけじゃないからね」

「眠っている時や目をこすった時、抽象的なものが見えることがある。だから、あなたの心はそのことを知っている。私たちはこのことを知っている。それは音楽でも同じなんだ」

先日、ポール・マッカートニーは「ゴット・バック」ツアー2025の北米公演を発表している。

ポール・マッカートニーは2022年4月から「ゴット・バック」ツアーを北米から開始しており、これまでにオーストラリア、南米、メキシコ、ヨーロッパを回る形となっている。

今回のツアーは9月29日にカリフォルニア州のアクリシュア・アリーナで行われる公演から始まり、初めて訪れるアルバカーキ、ニューオーリンズ、バッファロー、モントリオールなどを回ることになる。

ツアーはシカゴのユナイテッド・センターで行われる2公演で締めくくられることになる。

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