Paul McCartney、ジャマイカでレコード探しをした時の思い出を振り返る

Paul McCartney

ポール・マッカートニーは新たに公開された文章でジャマイカのレコード店を漁って、面白いレコードを発見した時の逸話について綴っている。

ポール・マッカートニーは自身の監修の下、80枚の7インチ・シングルで構成されたボックス・セット『ポール・マッカートニー ザ・7インチ・シングルス・ボックス』が3000セット限定で12月2日に販売開始されることが決定している。

『ポール・マッカートニー ザ・7インチ・シングルス・ボックス』にはソロとしてリリースしてきた10時間分に及ぶ136曲が収録され、ボックス1セットにつき、いずれか1点のシングルのテスト盤(限定品)がランダムに同梱される。

また、ポール本人による序文や、音楽ジャーナリストのロブ・シェフィールドによるエッセイ、詳細なチャート情報、ライナー・ノート、シングルのアートワークなどを掲載した計148ページのブックレットも同梱される。

ボックス・セットのリリース発表を受けて、米『ローリング・ストーン』誌にはポール本人による序文の抜粋が掲載されており、ジャマイカ滞在時にレゲエを発見した時の思い出や今もレコード店で新たな音楽を発見して、アナログ盤を買うのが大好きであることについて述べている。

「レコード店で箱を漁って、新たな発見を探すのはずっと楽しいと思っていた」とポール・マッカートニーは述べている。「今も大好きだし、僕のロンドンの事務所の近くには素晴らしい独立系レコード店がいくつかあるんだ」

「なかでも最も楽しかったことの一つはモンテゴ・ベイにいた時に行っていたレコード店で7インチ・シングルを買ったことだね。あの街のフーズティック・ロードにはトニーズ・レコードという場所があったんだけど、素晴らしかった。知っているアーティストなんかなくて、何か分からないレコードがあるんだ。カウンターの人に『これってどういう感じ? いいの?』と訊くだけでも冒険だった。“Lick I Pipe”なんてタイトルの曲もあったしね」

「他にもレノン&マッカートニー作曲、バイロン・リー&ザ・ドラゴネアーズによる“Poison Pressure”という曲があった。買わずにはいられないよね。僕らの曲をレコーディングしたのかなと思ったら、そうじゃなかった。まったく違う曲で、トニー・レノンとビル・マッカートニーという人物がやっているんじゃないかと思ったりね。もしくは、まったくのウソだよね」

ポール・マッカートニーは事務所にあるジュークボックスが映画『ヤア!ブロードストリート』に登場するものであることを明かしている。

「すごく気に入ったんだ。それで持ってきてくれた男と話をして、最終的に買うことにしたんだ」と彼は説明している。「素敵なヴィンテージの一品で、リトル・リチャードの“Long Tall Sally”やエルヴィス・プレスリーの“Hound Dog”といった曲が入っていて、子どもの頃に連れて行ってくれるんだよ。ザ・ビートルズよりも前の、子どもの頃の思い出にね」

「ボックス・セットの曲があなたにも素晴らしい思い出と楽しさを甦らせてくれるものになればと思っている。自分にとってはそうだったし、これからも続いていくことになるよ」

ポール・マッカートニーは2020年12月に通算18作目となるアルバム『マッカートニーIII』をリリースしている。同作は1970年発表の『マッカートニー』、1980年発表の『マッカートニーII』との三部作となっている。

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