ザ・フーのロジャー・ダルトリーは会ったことのなかった3人の子どもの父親であることが判明した時のことを明かしている。
74歳のロジャー・ダルトリーはこの子どもたちについて母親が認知を求めなかったために、その存在をまったく知らされていなかったという。50歳の誕生日の後、彼らは連絡をとってきたとのことで、最初の妻であるジャッキーと離婚して、2人目の妻であるヘザーと結婚するまでの間にこれらの子どもたちは生まれている。
「彼らが僕の人生に入ってきたのは50歳の誕生日の後だったんだ」と彼は『ザ・ミラー』紙に語っている。
「よかったよ。万事うまくいってね。連絡をとるようになって、親密な関係になれたんだ。それがよかったよね」
「すごく昔に起きたことだから、変えることのできない境遇については最善を尽くしたんだ」
知らずに3人の子どもの父親だったのに加え、ロジャー・ダルトリーは最初の妻ジャッキーとの子どもである55歳のサイモン、スウェーデン人モデルのエリザベス・アロンソンとの間に生まれた50歳のマサイアス、2人目の妻であるヘザー・テイラーとの間に生まれた46歳のロージー、43歳のウィロウ、37歳のジェイミーの父親でもある。
ロジャー・ダルトリーはザ・フーの破天荒な日々の間も、妻のヘザーは外で遊ぶ機会があることを喜んで受け入れていたと明かしている。
「ヘザーは素晴らしいよ。このビジネスがどんなもので、僕がどんな人間で、僕らがどんな人間だったかを理解してくれて、それを受け入れて、なお家に帰ってきたら一緒にいてくれるんだからね。そんな女性を見つけられたのは天からの贈り物だよ」
「オープンな婚姻関係であったり、僕が彼女に対して正直だったかということについて言えば、僕は完璧な夫ではまったくなかったからね。だから、ツアーから戻ってきても、そういう話はしなかった。彼女はそれを受け入れていたんだ」
「批判することは可能だし、何とでも言えるだろう。でも、僕に言えるのは、それで僕らはうまくいったということでね。だって、50年も一緒にいるわけだからね。そして、実際のところ、気に入り始めているんだ」
先日、ロジャー・ダルトリーは労働党党首のジェレミー・コービンについて「共産主義者」だと声高に批判しているほか、同じインタヴューで「#MeToo」運動についても「淫らでくだらないこと」だと語っている。