ザ・ローリング・ストーンズのフロントマンであるミック・ジャガーはツイッターで心臓の手術に際して届いたファンからのメッセージへの感謝を綴っている。
ザ・ローリング・ストーンズは現地時間3月31日に、ミック・ジャガーが医療手当を受けるために「ノー・フィルター・ツアー」の北米ツアーを延期することを発表していた。
ミック・ジャガーについては手術が成功したことが様々なメディアで報じられていたが、今回、ミック・ジャガーは現地時間4月5日にツイッターを更新して「快方に向かっている」ことを認めている。
ミック・ジャガーは次のようにツイートしている。「みんなからの応援のメッセージに感謝しているよ。体調もすごく良くなっているし、快方に向かっているんだ。それから、素晴らしい仕事をしてくれた病院のスタッフにも心から感謝している」
Thank you everyone for all your messages of support, I’m feeling much better now and on the mend – and also a huge thank you to all the hospital staff for doing a superb job.
— Mick Jagger (@MickJagger) April 5, 2019
ミック・ジャガーの代理人は『ニューヨーク・ポスト』紙のサイト「ページ・シックス 」に彼の手術が成功したことを認めて、次のようにコメントしている。「彼は非常に元気で、今後完全に回復するものと見られています」
現在75歳のミック・ジャガーは先日、病名の明かされていない病気を治療するためにニューヨークの病院で心臓弁の置換手術を受けている。
情報筋が米『ローリング・ストーン』誌に明かしたところによれば、ミック・ジャガーの執刀医は大腿動脈から彼の心臓弁に侵入することに成功して、現在は出血過多などを含む手術の合併症を発症しないよう経過観察を行っているところだという。
ミック・ジャガーが受けたのは経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)と呼ばれる手術で、胸を切り開くことなく大動脈に侵入することのできるカテーテルを用いて行われるものとなっている。胸を切り開いた手術よりも回復に要する日数は少ないものの、動脈からの出血が無いかなどの様子を見るため、術後4日から5日は安静にする必要があるという。
17公演におよぶ10週間の北米ツアーを4月から6月にかけて行う予定だったザ・ローリング・ストーンズだが、米『ビルボード』誌によればバンドは早くも今年7月にツアーを再開する可能性があるという。