グリーン・デイはかつてフロントマンのビリー・ジョー・アームストロングが所有していたヴァンがオンラインで誤って購入してしまった男性によって改めて売りに出されている。
今回オークションに出されたのはビリー・ジョー・アームストロングによってカスタムされた1961年製のシボレー・グリーンブライアで、オークション・サイト「トレード・ミー」で誤って購入してしまったというグラハム・ファン・デ・ラールによって出品されている。
ニュージーランドのニュース・サイト「スタッフ」によれば、グラハム・ファン・デ・ラールという男性は誤ってヴァンの「入札」リンクをクリックしてしまったものの、より高額の入札者が現れなかったために落札を余儀なくされてしまったのだという。
今回、グラハム・ファン・デ・ラールはヴァンを「トレード・ミー」に改めて出品している。ヴァンの入札開始価格は3万7995ドル(約400万円)となっており、落札の即決価格は3万9995ドル(約426万円)となっている。
ヴァンには「GRNDAY」と書かれたナンバープレートがつけられているほか、車内のグローブ・ボックスにはビリー・ジョー・アームストロングのサインが書かれている。また、かつてビリー・ジョー・アームストロングが実際に所有していたことを示すカリフォルニア州が発行した所有権証明書もセットになっている。
ヴァンが出品されている「トレード・ミー」のページはこちらから。
https://www.trademe.co.nz/motors/used-cars/chevrolet/auction-2272876700.htm
グラハム・ファン・デ・ラールはニュージーランドで自身のヴァンが高い注目を集めているとして、カリフォルニアから輸送されて以来、多くの人々が車に向かって「道路の反対側から手を振ってくれる」と語っている。
「これはビリー・ジョーがカリフォルニアで個人的に使用していたサーフィン用のヴァンなのです」とグラハム・ファン・デ・ラールは説明している。
「ニュージーランドの道路に1台しかないであろうこの特別な車は、グリーン・デイのフロントマンであるビリー・ジョー・アームストロングがかつて所有していた世界に1台しかない車なのです!」
グリーン・デイは現在、2016年発表の『レボリューション・レディオ』以来となるニュー・アルバムの制作に取り組んでいると見られている。先月、グリーン・デイは何かを予告するような一連の写真をソーシャル・メディアに投稿しているほか、同月には地元オークランドで開催されたイベントにサプライズで登場して、デヴィッド・ボウイ、ニルヴァーナ、クラッシュなどのカヴァーを披露している。