【影響】
村瀬:カート以外、いっぱい音楽を聴いていると思うのですけれど、他に、超影響を受けている曲やアーティストっているんですか?
高木:オレね、その話は村瀬としたかったんだよ。Tears for Fearsとかはすごい聴いたね。特に、ソロも好きだからRoland Orzabalとか。
村瀬:へえー、意外ですね。
高木:カートを好きになる前は、ローランドすごい聴いてて、詩も好きなんだ。
村瀬:それは初耳ですね。まぁ時代的に、フトシさんは80-90年代をリアルタイムで聴いていると思うんですけれど。
高木:でもね、オレがPAやってたじゃん。だから、メチャメチャ聴いているのよ。一応、全ての楽器に対応できないと仕事になんないから。で、好きな音楽が一杯あり過ぎて、こう話せたりはしないけど、キーワードが出てくればいくらでも話は出来るよ。だその中でも、良くも悪くも気持ちがガラッと変わったのが湾岸戦争の時かな。
村瀬:そこですか。
高木:初めてそこで、あの当時のU2の価値とかジョー・ストラマーの言葉とかに気が付き始めたというのがあるかな。その当時、イーグルスのDon Henleyが「エンド・オブ・ザ・イノセンス」というソロアルバムを出していて、レーガン政権の時のことをに曲にしていた「エンド・オブ・ザ・イノセンス」という曲があるんだけど、そんなのとか傾倒してた。それでHATEを始める前に、敦がオレの所にニルヴァーナを持ってきてもうビックリして。「もうこれを最後まで貫くとしたら、もう死ぬしかないぜ」と敦に言ってたりしてたの。
村瀬:(笑)。
高木:で、本当に死んじゃったから「ハアッ」と思って、まぁ薬のせいだとは思うけど。俺はそういう感じかな、村瀬は?
村瀬:オレも基本、幅は本当に広くて何でも聴くんですけど、一番強く残っているのがニューウェーブとか初期パン(パンク)の世代が好きで。90年代ぐらいから、リアルタイムで聴くようになってブリティッシュな辺りに行って、気付くとイギリスのアーティストが多いかなと。あと、基本的にハードロックがダメだったので。
高木:それはいい事だと思う。オレ、ハードロックですごく好きだったと思うのは何一つ残っていない。
村瀬:マジっすか(笑)。
高木:自分のためになっていない。ハッピーな感覚としては、とってもいいかもしれないけど。
村瀬:ああ、ためになっていない。そういう残り方はしていないと。
高木:そう。だけど、何て言うのかな。ハッピーな感覚としては、とってもいいかも。あのバカさ加減みたいなのを会得しとくと、ライブでお客さんを盛り上げる時に役に立った。
村瀬:ああ、なるほどね。でも、受け付けなかったね。色んな物を消化してあとになってから、ハードロックを聴けるというか。で、見た目があんまり好きじゃなかったんで(苦笑)。
高木:そうだな(笑)。
村瀬:好きなアーティストと言われると、よく名前出して言うのは、デビットボウイはアーティストとしてもミュージシャンとしても好きで、素晴らしいなというのはあります。
高木:うん。すごいよね。あの人は、何かちょっとサイボーグなところがあるからな。
村瀬:(笑)。フトシさんは、あんまり好きではないですか?
高木:普通に聴いているよ。でも、デビットボウイって毎回違うじゃん。だからなかなか絞れないかな。デビットボウイ本人は、多分オレらが思うようなUKというような感覚は無いじゃん。
村瀬:確かに。意識してないかもしれない。
高木:イギリス人だから。デビットボウイが好きならば、音楽を作る上でオレらもその感覚は抜いた方がいいと思うって、オレはUKの音楽が好きだという人には大体言う(笑)。
村瀬:何それ(笑)。
高木:でも、なんかあれだよね。limpとかkornにも行くよね。
村瀬:そうですね。世代的にあの辺は通ってます。オレね、そういうヘビーな物が聴けるようになったきっかけはNine Inch Nails。あれもハードロックとかではないんですけど、アートロックなインダストリアルであった思うんです。そのあとにマリリン・マンソンとかで、すぐにRAGE・レッチリみたいなリズムが跳ねたようなアーティストに行ってからは、すんなり入ってこれました。
高木:その辺が無かったらドラッグストア(drug store cowboy)やれないもんね。その影響を多分に受けていたと思う。
村瀬:そうですね。まぁいい意味で、オレがUK寄りでいたというか完全にそっち寄り(ヘビィー ・ハード)ではなかったので、面白かったのかなと思いますけど。
高木:村瀬は、いいね。今もちゃんと音楽があるというのは。
村瀬:いやいやいや(笑)。















