作曲家のGeoff Stephensが享年86歳で逝去

Geoff Stephens

グラミー賞受賞歴のあるイギリス人ソングライターのジェフ・スティーヴンスが亡くなった。享年86歳だった。

ジェフ・スティーヴンスは新年を迎える前の12月24日に肺炎で亡くなっている。ジェフ・スティーヴンスは以前に新型コロナウイルスに感染したが、そこからは回復していた。ジェフ・スティーヴンスの子どもたちは『ヴァラエティ』誌に次のようなメッセージを寄せている。「ベッドのそばにいた63年の妻である母親の下で亡くなりました」

1934年にロンドンで生まれたジェフ・スティーヴンスはミュージカルの劇場でソングライターとしてのキャリアを始めて、その後ポップ・ミュージックの世界に飛び込んでいる。1964年にジ・アップルジャックスがリリースしたシングル“Tell Me When”で大きなブレイクを果たし、レス・リードと共作した同曲はUKでトップ10ヒットとなっている。デイヴ・ベリーによる“The Crying Game”でも引き続き成功を収め、90年代にボーイ・ジョージがカヴァーしたバージョンはニール・ジョーダン監督の映画『クライング・ゲーム』の主題歌となっている。

ジェフ・スティーヴンスの最も有名な曲の一つは彼が結成したニュー・ヴォードヴィル・バンドによる“Winchester Cathedral”となっている。同曲は1967年のグラミー賞で最優秀コンテンポラリー・リズム・アンド・ブルース・レコーディング賞を獲得し、フランク・シナトラにもカヴァーしている。

ジェフ・スティーヴンスはニュー・ヴォードヴィル・バンドの“There’s a Kind of Hush”も作曲しており、同曲は後にハーマンズ・ハーミッツやカーペンターズにカヴァーされている。

ジェフ・スティーヴンスは自分のバンド以外でも有名アーティストの曲を作曲・共作しており、トム・ジョーンズ(“Daughter of Darkness”)、スコット・ウォーカー(“Scott Walker”)、エルヴィス・プレスリー(“Heart of Rome”)、ザ・ホリーズ(“Sorry Suzanne”)などを手掛けている。

訃報を受けて作詞家のティム・ライスはジェフ・スティーヴンスの人生に賛辞を寄せており、「大きな才能にして素敵な人だった」と評している。

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