System Of A DownのJohn Dolmayan、新作の見込みについて今の心境を語る

System Of A Down

システム・オブ・ア・ダウンはニュー・アルバムがリリースされるかもしれないという噂が再浮上することとなっている。

システム・オブ・ア・ダウンが最後にリリースしたフル・アルバムは2005年発表の『メズマライズ』と『ヒプノタイズ』となっている。

それ以来、アルバムをリリースしていないシステム・オブ・ア・ダウンだが、今年は4月から5月にかけて南米ツアーを行い、8月から9月にかけては北米でライヴを行うことが決定している。

近年は年に1〜2本のライヴを行うことが通例となってきたが、ここまでの本数のライヴを行うのはシステム・オブ・ア・ダウンにとって2017年以来となっている。

今年1月、ベーシストのシャヴォ・オダジアンはこうしたライヴで「様子を見てみる」と語っているが、必ずしも新作に繋がるわけではないとも念を押している。「常に話はしているんだ。でも、実現するかは分からない。もしも実現するとしたら、美しくなければならないし、素晴らしいものではなければならないとは思うよ」

「約束はできない。僕らも何も発言してこなかった。プレッシャーもないしね。『とりあえずライヴをやってみて、様子を見てみよう』という感じなんだ。実際、今年はすごい多くのライヴをやるんだ。過去7年間を合わせた以上のライヴをやることになる。だから、まずそれをやってみて、どうなるか見てみるよ」

何年にもわたってシステム・オブ・ア・ダウンの新作の可能性については取りざたされてきたが、昨年10月、サージ・タンキアンは新作について「まったく新しい方法によるフレッシュなスタート」でなければならないとして、『メズマライズ』と『ヒプノタイズ』のレコーディングは「受け身になってしまった」と語っている。

今年1月、システム・オブ・ア・ダウンのギタリストであるダロン・マラキアンはニュー・アルバムの見通しについて「自分がそれをどれだけ望んでいるかももう分からない」と語っている。リック・ルービンに対してダロン・マラキアンは次のように語っている。「音源を出し続けていたら、バンドの進化が見られてよかったんだろうけどさ。今、アルバムを出しても、前とはかけ離れたものになると思う。自分にとってはストーリーの続きじゃないんだ」

ダロン・マラキアンは昔はバンドと共に「新しい物語」を始めることが「自分のやりたいことだったかもしれない」が、今は違うと続けている。「自分がそれをどれだけ望んでいるかももう分からないんだ。こんなことを言ったら、みんなが喜ばないことは分かっている。けれど、10年前と同じ場所にはもういないんだ」

今回、ドラマーのジョン・ドルマヤンはリリアン・タフマシアンとのインタヴューでスタジオでレコーディングを行いたいかと訊かれて、次のように答えている。「いや、今はやりたいかどうかも分からないんだ」

「いろんなドラマがあったからね。友人たちと海外に行って、素晴らしい時間を過ごして、ライヴをやるのは好きなんだ。それがなくなってほしくない」とジョン・ドルマヤンは続けている。「システム・オブ・ア・ダウンでもう一度、アルバムを作るとしたら、すごく厳密なガイドラインがないとまずいと思う」

ジョン・ドルマヤンはその政治的見解を巡ってサージ・タンキアンとの間に確執があるという噂についても言及している。

「ああ、その件については問題があった。サージはずばずば言う人だからね」とジョン・ドルマヤンは説明している。「彼には一つの考え方というものがあって、他のメンバーが賛同できることもあれば、そうでないこともある。私の信条というのは少し変わっていて、それについて話してもいいけど、サージとの間ではそれだけにしたくないんだ。システム・オブ・ア・ダウンはそれだけの要素しかないわけではないからね。大きな要素ではあるけどさ」

「政治のことだけを歌っているわけじゃない。愛や死、憎しみ、くだらないこと、やばいこと、アーティスティックなことについても歌っている。そうしたすべてがシステム・オブ・ア・ダウンをユニークなものにしているんだ。政治だけを焦点にしたくない。サージが言いたかったのもそういうことだと思う。だから、彼の言いたいことを制限したくないけど、みんなが僕についてどう思うかも制限したくないという、奇妙な状況なんだ」

システム・オブ・ア・ダウンは2005年以降は断続的にライヴ活動を行っているが、唯一リリースされたのは2020年発表の“Protect The Land”、“Genocidal Humanoidz”という2曲のシングルのみとなっている。

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