System Of A DownのDaron Malakian、Serj Tankianの後任を探した心境について語る

システム・オブ・ア・ダウンのギタリストであるダロン・マラキアンはサージ・タンキアンの後任候補を探していたことについて語っている。

昨年5月、サージ・タンキアンは回想録『ダウン・ウィズ・ザ・システム』でツアーから離れたいという思いから夢を追い続けるために自分抜きで活動を続けるようバンドに伝えたことを明かしていた。

当時、バンドはこのアイディアに反対したが、しばらく後にチャリティ・パーティーに参加した際に、バンドが新しいシンガーを探し始めていたことをサージ・タンキアンは知らされている。しかし、そのセッションは実を結ばず、サージ・タンキアンはその後もシステム・オブ・ア・ダウンのヴォーカリストを務めている。

今回、ギタリストのダロン・マラキアンはこの件について触れ、メンバー探しを中止するまでの経緯について語っている。ポッドキャスト『オン・ザ・レコード』に出演したダロン・マラキアンは次のように語っている。「自分としてはまったくやりたくないことだった」

「自分にとってシステム・オブ・ア・ダウンは俺たち4人だ。4人のうち1人でもシステム・オブ・ア・ダウンをやらないなら、システム・オブ・ア・ダウンをやりたくない。そのことは考えたか? もちろんだ。でも、深く追求したかって? そんなことはない。やってはみたよ。名前は挙げたくないけどね。やってみたら、どの人もサウンドとしては良かったよ」

「みんなは『ああ、ダロンがそれをやりたがっているんだ』と思うだろう。でも、一番反対していたのは俺だった。『左に目を向けた時に他の人を見たくない』と思っていた。システムはシステムだ。それがシステムじゃないのなら、自分が参加したいシステムなのかどうかも分からなかった」

ダロン・マラキアンは次のように続けている。「だから、興味がないというか、そもそも興味のない類のことだったんだよ。サージ・タンキアンは本の中で選ばれた人物がグロウルができず、だから選ばれなかったと言っていたようだけど、それは事実じゃない」

「サージ・タンキアンと自分でなんで実現しなかったのか、話をしたことはない。でも、実現しなかった理由は『こんなことを続けたくはない。彼なしではやりたくない』と自分が思ったからだ。バンドの外から見てみると、俺はファンなんだよ。それを変えようなんて思ってない。決してね」

今年7月、ダロン・マラキアンはスカーズ・オン・ブロードウェイの新作に際して『NME』に対して、システム・オブ・ア・ダウンの関係性について語っている。

「久しぶりにツアーに行ったから、みんなで一緒に食事をして笑い合ったりしている感じだよ。みんな仲良くやっているし、友人関係をもう一度発見して、楽しんでいる。友人たちが恋しいよ。過去のことは脇に置いて、前に進んで、お互いの存在を楽しみながらいられることが本当に嬉しいんだ」

システム・オブ・ア・ダウンのニュー・アルバムを完成させるのに必要なものを訊かれて、ダロン・マラキアンは次のように語っている。「アルバムのことが俺たちの間に溝を作っているんだ。正直に言うと、アルバムのことを進めるのが少し怖い。友人を続けて、30年以上前に結成したこのバンドを祝いたいんだ。アルバムがないという訳じゃないけど、同時に今はそんな感じじゃないね」

先日、システム・オブ・ア・ダウンのドラマーであるジョン・ドルマヤンはバンドのニューアルバム制作に役立つ「秘訣」を明かしている。

「ダロン・マラキアンにアルバムを完成させる秘訣を教えたんだ。『自分の曲は最後に持ってこい』とね」とジョン・ドルマヤンはソナ・オグネシアンのポッドキャストで語っている。

「これまでレコーディングに入る時はダロン・マラキアンが曲を持ってきていた。曲がたくさんあるからね。それらは本当に考え抜かれたもので、ほぼ完成しているんだよ。だから、彼にアドバイスを伝えたんだ。なんでサージ・タンキアンに『まず曲を持ってきてくれ。そのアイディアを検討してみるよ』と言わないんだ?ってね。そこからシャヴォ・オダジアンがアイディアを持ち込んで、最後にダロン・マラキアンがアイディアを持ってくればいいんだ」

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