Sean Lennon、若い世代がThe Beatlesのことを忘れてしまう可能性について語る

Sean Ono Lennon

ショーン・オノ・レノンは若い世代がザ・ビートルズのことを忘れてしまうのではないかと懸念していると語っている。

ショーン・オノ・レノンはCBSの『サンデー・モーニング』に出演して、両親の遺産を継承していくことを自分の使命としていることについて語っている。

「言うまでもなく、この世界も両親の遺産の管理者と言っていいでしょう」とショーン・オノ・レノンは語っている。「若い世代もザ・ビートルズ、ジョン・レノン、オノ・ヨーコのことを忘れないように、できることで最善を尽くしています。そういう風に考えていますね」

ショーン・オノ・レノンはジョン・レノンやオノ・ヨーコによる音楽界への貢献が時が経つにつれて忘れられてしまう「可能性」があるとも述べている。

「今は思っています。前は思っていませんでした」とショーン・オノ・レノンは語っている。「両親は私に多くのものを残してくれました。なので、私の生きているうちは両親の遺産を支えていくことが自分にできる最低限のことだと思っています。それだけの恩義があると思うのです。それは私の個人的なことですけどね」

ショーン・オノ・レノンは会話の中で両親が残してくれたものは「平和と愛」だと考えていると語っている。「でも、平和と愛だけではありません。ユーモアと愛をもってやっていくという社会活動への姿勢もそうですよね。私はザ・ビートルズの音楽やジョン・レノンとオノ・ヨーコが残したものは世界にとって忘れてはならない大切なものだと考えています。自分の仕事はそういうものだと思っています」

インタヴューでショーン・オノ・レノンはオノ・ヨーコの健康状態についても触れている。「母は元気です。でも、まあ御存知の通り、92歳ですからね。ペースもだいぶ落ちていますし、引退してきています。母がこれまでやってきた仕事をやろうと思ったのはだからです。そして、最善を尽くさなければいけないプレッシャーがあるのもそれが理由です。というのも、母は父の音楽、ビートルズ作品に取り組むにあたって高い基準を設けていました」

「母は非常に変わった人です。父のほうがそこまでではなかったと思っています。父はポール・マッカートニーと一緒に曲を書いていたわけですが、その後、母をソングライティングのパートナーにしたいと考えました。おそらくこの世界でジョン・レノンのソングライティングのパートナーを断った唯一の人物と考えると面白いですよね。それが母だったんですから」

ショーン・オノ・レノンは今年10月にリリースされた12枚組のボックスセット『パワー・トゥ・ザ・ピープル』でプロデューサーを務めている。

ショーン・オノ・レノンはボックスセットについて次のように語っている。「このコレクションを纏め、コンサートの音源をリミックスする中で、両親のアーカイヴに残された未発表音源を初めて耳にしたことは、僕にとって本当に衝撃的な経験だった。父が話す音源を聴いたり、父の姿を見たりするのが僕にとってどれほど特別なことか、世間の皆さんは分かっていないのかもしれない。僕は、皆さんにもお馴染みの写真や音声だけを見聞きして育ってきた。だから、初めて出会う素材を見つけることは、僕にとってすごく重要な意味を持っている。それは、父と一緒の時間を過ごせているような気分になれるからだ」

「僕が11歳のとき、母は『ライヴ・イン・ニューヨーク・シティ』のアルバムと映像を世に出した。だから僕は、成長期にあのアルバムをよく聴いていた。父の最後のコンサートになったあのライヴは、僕の頭の中で特別な位置を占めている。そういうわけであのライヴに関してはポール・ヒックスやサイモン・ヒルトンと一緒にたくさんの時間をかけて、ライヴ感のある雰囲気を残しつつ、全体の音をできる限りクリーンにする最良のバランスを探った。そして音声の修復を担当したサム・ガノンは、細部にまでこだわった驚異的な仕事をしてくれた。僕らの駆使した技術をすべて明かすつもりはないけれど、ある種の”映画のような魔法”が必要だったとでも言っておこう。とにかく最終的には、あのコンサートをこれまでで最高のサウンドに仕上げられたと思う」

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