Joe Rogan、Neil YoungがSpotifyから離れたことについてコメント

Neil Young

ジョー・ローガンは自身のポッドキャストで新型コロナウイルスの誤情報を拡散したことでアーティストがスポティファイを離れていることについて公の場で言及している。

数百人の科学者や医療専門家はスポティファイに対して『ジョー・ローガン・エクスペリエンス』などのコメントで新型コロナウイルスの誤情報を広げるのを止めるよう求めている。

270人以上の科学者や医療専門家が公開書簡には署名しており、そこにはジョー・ローガンの発言が「不愉快で不快なだけでなく、医学的にも文化的にも危険なものです」と記されている。

ニール・ヤングはジョー・ローガンのスポティファイのポッドキャストで新型コロナウイルスの誤情報を広げていることに声明を発表しており、ニール・ヤングやジョニ・ミッチェル、クレイジー・ホースのメンバーであるニルス・ロフグレンがスポティファイから音源を引き上げている。

今回、インスタグラムに投稿した動画でジョー・ローガンは次のように述べている。「ここ数日、論争が巻き起こっています」

彼は次のように続けている。「私も常に正しいわけじゃない。論争を巻き起こす自分の視点と他の人の見解でバランスを取るのに最善を尽くしていくよ。だから、よりよい視点を見つけることができると思うよ」

ジョー・ローガンは「これだけ多くのリスナーとその見解に対して責任を取らなければならないのは難しいことだ」としながらも「バランスを取るのに今後は最善を尽くしていく」と述べている。

ニール・ヤングとジョニ・ミッチェルがスポティファイから音源を引き上げたことについてジョー・ローガンは次のように続けている。「彼らをそんな気持ちにさせてしまったのは非常に申し訳ないと思うよ。間違いなくこんなことはしたくなかった。私はニール・ヤングのファンだからね。ずっとニール・ヤングのファンだったんだ」

ジョー・ローガンは次のように締めくくっている。「論争を巻き起こそうとしているわけじゃない。今後はバランスを取るのに最善を尽くしていくよ。苛立たせてしまったなら申し訳ない」

ニール・ヤングの音源が削除されたことでスポティファイは20億ドル(約2300億円)以上の市場価値を失ったと報じられている。「スポティファイがワクチンに関する誤った情報を拡散しているから、そうすることにしたんだ。その間違った情報を信じて死ぬ可能性もあるわけだからね」とニール・ヤングは述べている。「ジョー・ローガンか、ニール・ヤングかということなんだ。共存はないんだ」

これは音楽業界で様々な反応を引き起こしており、ギャング・オブ・フォーのアンディ・ギルの妻はスポティファイがジョー・ローガンのポッドキャストを継続させたことを批判している。

スポティファイは関連するポッドキャストに新型コロナウイルスのコンテンツ・アドバイザリーを追加することを発表している。

スポティファイのCEOであるダニエル・エクはニール・ヤングによるボイコットを受けて声明を発表しており、新型コロナウイルスの誤情報の拡散という問題に取り組んでいくと述べている。その中心をなすのは新型コロナウイルス関連のポッドキャストにコンテンツ・アドバイザリーを提供するものとなっている。

「このアドバイザリーは新型コロナウイルスのニュースまとめにリスナーを向かわせるもので、科学者、医師、学者、公衆衛生当局が提供するデータに基づいた事実や日々の最新情報、信頼できる情報元を提供するものです」

関連NEWS

  1. Graham Nash

    Graham Nash、生前のDavid Crosbyと和解しようとしていたと語る

  2. Crosby, Stills, Nash & Young

    Crosby, Stills, Nash & Young、『Déjà Vu』の50周年盤のリリースが決定

  3. ジョニ・ミッチェル、70年ワイト島フェスの映像商品より“Both Sides Now”の映像が公開

  4. Crosby, Stills, Nash & Young

    CSN&Y、『デジャ・ヴ』50周年盤より“Our House (Early Version)”の音源が公開

  5. Joni Mitchell

    Joni Mitchell、昨年のニューポート・フォーク・フェスのライヴ盤が発売決定

  6. Neil Young

    Neil Young、歴史ある会場で数ヶ月のうちにツアーをやりたい自身の意向を明かす

  7. Neil Young

    Neil Young、Jack WhiteとRick Rubinのインタヴューに乱入することに

  8. Neil Young

    Neil Young、政治的背景を理由に自身のサイトでこれ以上フェイスブックを使用しないと発表

  9. Joni Mitchell

    Joni Mitchell、アメリカ議会図書館によってガーシュウィン賞が贈られることが決定

  10. Neil Young

    Neil Young 、Crazy Horseとの新作のリリースを発表&新曲のリリースを予告

  11. Joni Mitchell

    Joni Mitchell、20年以上ぶりとなるフルのヘッドライン公演の模様がオンラインに

  12. Neil Young

    Neil Young、Crazy Horseとの新作に取り組んでいることを明かす

  13. Neil Young

    Neil Young、ドナルド・トランプ大統領による自身の楽曲使用について訴状を投稿

  14. Neil Young

    Neil Young、David Crosbyの訃報を受けて追悼の意を表明

  15. Joni Mitchell、Harry Stylesの新作のタイトルにお墨付きを与える

  1. 竹内まりや

    竹内まりやの名盤「DENIM」のアナログ盤本日発売!名曲「人生の扉」…

    2024.04.24

  2. H ZETT M

    H ZETT M、7月に特別ゲストを迎えて プレミアムピアノ独演会を国分…

    2024.04.24

  3. 高橋優

    高橋優 主催の野外音楽フェス「秋田CARAVAN MUSIC FES 2024」出演ア…

    2024.04.24

  4. 五阿弥ルナ

    坂本龍一氏にも評価されたシンガー五阿弥ルナがメジャーデビュー

    2024.04.24

  5. Billie Eilish

    Billie Eilish、新作『HIT ME HARD AND SOFT』の国内盤詳細が明らか…

    2024.04.24

  6. ゆず

    ゆず、高橋大輔主演のアイスショー「氷艶」主題歌解禁 書き下ろしの…

    2024.04.24

  7. The Beach Boys

    The Beach Boys、ディズニープラスで配信されるドキュメンタリーの…

    2024.04.24

  8. waterweed

    waterweed、5月10日にニューアルバム「Departures」をリリース、先…

    2024.04.24

  9. トノバン

    音楽ドキュメンタリー『トノバン』エンディング曲「あの素晴しい愛…

    2024.04.24

  10. Paul McCartney

    PAUL McCARTNEY &WINGS、ライヴ盤『ONE HAND CLAPPING』が初め…

    2024.04.23

  1. 山人音楽祭

    山人音楽祭2024、第2弾出演アーティストにThe BONEZ、おとぼけビ〜…

    2024.04.18

  2. GREENROOM FESTIVAL

    GREENROOM FESTIVAL ’24、タイムテーブルを発表

    2024.04.16

  3. JOIN ALIVE 2024、第一弾出演アーティスト発表

    2024.04.11

  4. SUMMER SONIC 2024、第3弾追加アーティストを発表

    2024.04.10

  5. METROCK

    METROCK2024 全出演アーティスト発表、第7弾出演アーティストにNEWS…

    2024.04.05

  6. SiM主催フェス「DEAD POP FESTiVAL 2024」、出演アーティスト第二弾…

    2024.04.01

  7. RISING SUN ROCK FESTIVAL

    RISING SUN ROCK FESTIVAL 2024 in EZO 第1弾出演アーティスト発表

    2024.04.01

  8. Slow LIVE

    「大人のミニフェス」Slow LIVE、今年も東京・池上本門寺にて8/30(…

    2024.03.22

  9. 04 Limited Sazabys

    04 Limited Sazabys主催の野外フェス<YON FES 2024> 第1弾出演アー…

    2024.03.13