U2のBono、11月に海外で刊行される回想録より母親の死を振り返った抜粋が公開

Bono

U2のフロントマンであるボノは回想録『サレンダー:40ソングス、ワン・ストーリー(原題)』で母親の死について振り返っている。

576ページの本書は出版社のアルフレッド社から11月1日に刊行される。オーディオブックはペンギン・ランダム・ハウスより発売される。タイトルの通り、本書はU2のディスコグラフィーから40曲を掘り下げるものとなっている。各章は曲名が付けられており、ボノの生涯が紡がれることになる。

『ニューヨーカー』には本書からの抜粋が掲載されており、ボノが14歳だった1974年に母親のアイリスが祖父の“ギャグス”・ランキンの葬儀で倒れて、そのまま亡くなったことについて振り返っている。ボノは父親のボブや兄のノーマンが以降、母親について語ることがなかったと述べている。

「それよりもひどかったと思う。彼女のことをもう一度考えることもほとんどなかった。私たちは3人のアイルランド人の男だった。母親について考えたり話したりすることで生まれる痛みを知っていたから、それを避けていた。祖父の葬儀で、アイリスが倒れたというのに、私たちは子どもで、笑いながら走り回っていた。それも母親の妹であるラスがドアを飛び出してくるまでだった。『アイリスが死にそうなの』、母親は脳卒中だった」

「3日後、ノーマンと私は別れを告げるように病院に連れてこられた。彼女は生きていたけど、辛うじてで、ラスは病室の外にいて泣いていて、父は母親以上に生気のない目をしていた。なにもかもを奮い立たせて病室に入ると、母親は穏やかな顔をしている。彼女の大部分が既に旅立ったことを受け入れ難かった。私たちは彼女の手を握って、心電図の音を聞いていたけど、それも聞こえなくなった」

本書の刊行発表と共に、アニメーションにナレーションを付けた動画も公開されている。これは「Out Of Control」と題された章を読み上げるもので、ラモーンズに影響を受けたU2の創成期に触れたもので、1979年発表のシングルがタイトルとなっている。

また、U2は来年ネヴァダ州ラスベガスにオープンするMSGスフィアでこけら落としの公演を行うとも報じられている。

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