ピンク・フロイドは『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』より“One Of These Days”の映像が公開されている。
『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』はエイドリアン・メイベン監督による1972年公開の映画『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』を新たに修復して、4Kデジタルリマスターしたものとなっていて、4月24日&4月27日の期間限定でTOHOシネマズ日比谷ほかで劇場上映され、5月2日に映像商品もリリースされる。
“One Of These Days”の映像はこちらから。
ピンク・フロイドのドラマーであるニック・メイスンは本作について次のように語っている。「『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』は、このバンドの『狂気』以前のライヴ演奏という、レアでユニークな記録だ」
映像はオリジナルの35mmフィルムからレストアされ4Kデジタル・リマスタリングが施されており、音源はスティーヴン・ウィルソン(ポーキュパイン・ツリー)が新たに手がけた2025最新リミックスが採用されている。
ピンク・フロイドの修復ディレクター、ラナ・トプハムは『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』について次のように続けている。「1994年以来『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』の行方がわからなくなってた未編集状態のフィルムを探し続けてきたので、1972年のオリジナルの35mm撮影のネガを最近発見できたのはとてつもなくスペシャルな出来事でした。新たに修復されたヴァージョンは、最初の90分のカットと、60分に渡るソース・エディットと組み合わせ、その後間もなく撮影された、アビイ・ロード・スタジオでのドキュメンタリー映像も加えて編集しました」
リミックスを手掛けたスティーヴン・ウィルソンは次のように語っている。「子供時代、『狂気』を繰り返しかける父親に洗脳されてからというもの、ピンク・フロイドは私が一番好きなバンドだ。彼らは私にとっての“ビートルズ”であり、私の音楽的DNAに深く刻み込まれている。初めて『ポンペイ』を見たのは地元の映画での粒子の粗い映像だった。知的でクールという概念を体現しているような4人のミュージシャンによるその解放的で探求的なロック・ミュージックは、私に驚くべき印象を与えた。まるで昨日撮影されたかのようなラナ・トプハムの素晴らしいフィルム修復に合わせて、サウンドトラックをリミックスできたことを光栄に思う」
上映の概要は以下の通り。
原題: Pink Floyd at Pompeii – MCMLXXII
邦題:『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』
監督:エイドリアン・メイベン
上映時間:約1時間25分
鑑賞料:3200円一律
※特別なスクリーンによっては、アップチャージがございます。
更なる詳細は以下のサイトで御確認ください。