Morrissey、右翼政党のバッジを付けていたことについて声明を発表

Morrissey

モリッシーはアメリカのテレビ番組に出演した際にフォー・ブリテンのバッジを着けていたことが批判されたことについて初めて発言している。

元ザ・スミスのフロントマンであるモリッシーは「ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン」に出演した際で反イスラムを掲げる政党であるフォー・ブリテンのバッジを着けていた。

党首であるアン・マリー・ウォーターズは彼が支持を表明したことによって政党のメンバー数が急激に増加したとしているものの、世界最古のレコード・ショップはモリッシーの作品の販売を取り止めている。

また、モリッシーはニュー・アルバム『カリフォルニア・サン』のポスター広告が市民からの苦情を受けてリヴァプールの公共交通機関から撤去されている。

今回、モリッシーは「morrisseycentral.com」に新たなメッセージを投稿している。

モリッシーはBBCラジオ2が引き続き彼の音楽をサポートしていることに感謝を述べて、続けてメディアについて「憎しみや被害妄想」を生み出していると述べている。

「熟年にも差し掛かったこの歳に、BBCラジオ2の『カリフォルニア・サン』の“Wedding Bell Blues”と“It’s Over”に対する心強いサポートに心からの感謝を表明させてもらえるだろうか?」とモリッシーは述べている。

「今後何があろうと、この困難な数週間においてラジオ2が力強く支援してくれたことはずっと覚えておくよ。特にジョー・ワイリーから受けたものをね。残念ながら、イギリスの紙媒体による僕についての捻じ曲げられた解釈はすべて間違っているんだ。多くの人々が囁くことすらも躊躇するような時代において、出版メディアはまるで誰かがその人を追い詰めようとしているかのような文章を書く。この痛ましい緊張感こそが、憎しみや被害妄想を生み出しているんだ」

「イギリスに終末の日をもたらすことこそがタブロイド紙の関心事であり、彼らはただ生きているだけで君たちを憎んでいるんだ」

彼は次のように続けている。「僕は立ち上がり、僕の立場こそが希望の一つなんだ。後退する行進は終わりだ。人生が再び始まったんだよ。限界まで声を広げ、言論の自由を求めるんだ。全体主義的な統制を根絶するんだよ。意見の多様性を求め、食肉処理場の廃止を求め、そして何よりも、平和を求める。自分は市民社会を求め、終わりの見えない暴力の終焉を求めてるんだ」

「イギリスのソビエト化に『ノー』を。神に祈るのではなく、力に祈りを。陰険で無知なメディアに終焉を。人々に力を。憎しみや首切り刑を、歴史の炉の中に葬ろう。音楽は唯一の友人かもしれない。すべての陰の存在や、説得のために……私たちは常にお互いのそばにいるべきだ。すべての人の文化に価値がある。上辺だけの怒りは終わりにしよう。牛たちは人間の友人だ。彼らを殺してはいけない。記事を書く者たちに用心を。道徳心は友人のために持ち続けるためのものだ。くだらない議論は終わりにしよう。神は楽しむために人生を与えてくれた。僕らは今後何年も自分の人生のために涙を流すんだ」

モリッシーは次のように締めくくっている。「死はいつだって返事を返してくる。無の存在になってはいけない。僕らは他の人たちに平和や喜びをもたらすためにここまで生き延びてきた。ここまで生き残ってきたことは、私たちが権利を持っていることの証明だ。ファシズムの冷たい目など気にするな。人生は芸術なんだ」

モリッシーは2018年に行ったブログサイト「Tremr」とのインタヴューで初めて「フォー・ブリテン」への支持を公にしている。

また、モリッシーはヒトラーについて「左翼」だったと語っているほか、ロンドン市長のサディク・カーンについては「まともに喋ることができない」としている。モリッシーはその後、イギリスの極右政党である「フォー・ブリテン」党への支持を表明する公開書簡を投稿し、その中で人種差別やファシズムについて「軽蔑する」と綴っているほか、2010年には中国の人々を「亜種」だとも語っている。

モリッシーは5月24日にグリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングやグリズリー・ベアのエド・ドロステらが参加した新たなカヴァー・アルバム『カリフォルニア・サン』をリリースしている。

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