ボブ・ディランとニール・ヤングは現地時間7月14日に行った公演で25年ぶりにステージで共演している。
ボブ・ディランとニール・ヤングは現地時間7月14日にアイルランドのキルケニーのナウラン・パークで共同ヘッドライナー公演を行っており、“Will The Circle Be Unbroken”のパフォーマンスで2人の共演が実現している。ボブ・ディランはボブ・ディラン&ザ・バンドとして1967年に同曲をレコーディングしており、当時の音源は2014年にリリースされた『ザ・ベースメント・テープス・コンプリート:ブートレッグ・シリーズ第11集』に収録されている。
米『ローリング・ストーン』誌によれば、ボブ・ディランとニール・ヤングが共演したのは1994年にニューヨークのローズランド・ボールルームで行った公演が最後だったといい、両者は1975年にサンフランシスコのケザー・スタジアムで行った公演で初めて“Will The Circle Be Unbroken”を共に披露しているという。
観客が撮影した共演の模様はこちらから。
ニール・ヤングはキルケニーでの公演を今週中に自身のウェブサイト「ニール・ヤング・アーカイヴス」で再配信することを発表している一方で、“Will The Circle Be Unbroken”のパフォーマンス映像は配信されないことが明らかになっている。
ニール・ヤングは“Will The Circle Be Unbroken”のパフォーマンス映像の一部と共にソーシャル・メディアでこのニュースを発表している。
ボブ・ディランとニール・ヤングは現地時間7月12日にもロンドンのハイド・パークで高い評価を集めた共同ヘッドライナー公演を行っている。『NME』はハイド・パークでの公演について次のように評している。「2人のアイコンたちに用意されたのは、自分たちの好きなことを、好きな時間にできる環境だった。期待通りのサウンドが鳴らされることも、予想だにしないサウンドが鳴らされることもあったが、そこには常に感動が広がっていた」