アヴリル・ラヴィーンは新たなインタヴューで来たるニュー・アルバムが自身にとって最もオルタナティヴな作品になったと語っている。
アヴリル・ラヴィーンは通算7作目となる新作『ラヴ・サックス』を2月25日にリリースすることが発表されている。
アヴリル・ラヴィーンはアップル・ミュージックでマーク・ホッパスのインタヴューを受けており、新作『ラヴ・サックス』について語っている。
「興奮しているわ。全体的にエネルギーがあって、作るのが楽しかった。本当に素晴らしい時間だった。アルバムにはポップ・パンクの雰囲気があって、ずっとこういうタイプのアルバムを作りたいと思っていた。前作は内省的でディープなものだったけど、今回の作品は全編ロックしている。アルバムが出るのが楽しみだし、ライヴでこれらの曲をやるのが楽しみね。サウンド的には最もオルタナティヴなアルバムだと思う」
彼女は次のように続けている。「ファースト・アルバムの頃は『ロックしたい。ギターが欲しいし、バンドみたいなサウンドにして、ドラムも入れたい』という感じだった。当時はあれがバブルガム・ミュージックだった。スーパーポップで、私はその事実と闘わなくちゃならなかった。でも、その後、数枚のアルバムでは『ラジオではギターや生のドラムが入った曲がかからない』ということになって、私も進化しなければならなかったし、立ち戻ってしまうこともあった。そうしたかったわけじゃないけど、そうしてしまった。だから、今回のアルバムでは遠慮せずにギターやドラムでやりたかった。これがずっと作りたいと思っていたアルバムだった」
「歌詞としては笑えるものになっている。アルバム・タイトルがなにせ『ラヴ・サックス(恋愛なんて最低)』だから。そうしたものがアルバムには純粋に詰まっている。今回は過去の恋愛やそこで体験したこと、その浮き沈みを振り返る時だったのだと思う。そして、いまだにそうした経験をしている。パンデミックで曲を書くたくさんの時間があったことで、そうしたところまで辿り着く機会になったんだと思う」
先日、アヴリル・ラヴィーンはグリーン・デイの影響を受けた新作について「女性へのラヴレター」と評している。
「元々、キャリアの最初に影響を受けたサウンドに立ち返っているの」と彼女は語っている。「自分の核には小さな街の子どもで、高校生の頃にブリンク182、グリーン・デイ、NOFXを聴いていた部分というのがある。そういうものにすることにしたの」
彼女は次のように続けている。「速くて楽しいっていうね。最初から最後まで純粋なロックンロールになっている。過去だったり、現在だったり、様々な恋愛を振り返っていて、うまくいかなかった過去の恋愛についての曲もあるけど、今は人生でも楽しくて快活な素晴らしい場所にいる。たくさんの恋愛をしてきた自分をからかっているような感じね」