ジャック・オディアール監督×セリーヌ・シアマ脚本の話題作『パリ13区』を、4月22日(金)、新宿ピカデリーほかにて全国公開、ルームメイト候補は予想外の人物!?“新しいパリ”で二人の男女が出会う本編映像を初解禁した。
この度、初解禁となった本編映像は、全ての始まりとなる、エミリーとカミーユの出会いのシーン。ルームメイト募集の広告を見た高校教師のカミーユがエミリーのアパートを訪ねてくる。“カミーユ”という名前から女性だと勘違いしていたエミリー。思わぬ訪問者に初めは戸惑うものの、会話を交わしていくうちに初対面の二人は徐々に打ち解けていく。そして、エミリーから唐突に、性生活についての質問が。少し面食らった様子のカミーユだったが、クールに答えを返す。最終的にエミリーは彼とルームシェアすることに決めた様子だ。エレベーターを待つカミーユと玄関から見送るエミリーの間に、意味ありげな視線が交わされる。「ルームメイトに迷惑はかけない」と言うカミーユだが、二人の生活はどうなっていくのだろうか。これから何が起こるのか、見る者の想像を掻き立てる「パリ13区」、物語の始まりのシーンである。
カミーユを演じたフランス出身の俳優マキタ・サンバは、本作がスクリーンデビューとなるエミリー役のルーシー・チャンとの撮影について、「ルーシーとはお互いをよく知るために、ダンスのレッスンを一緒に受けました。最初はほとんど二人きりでリハーサルを行っていたんです」と、撮影秘話を明かしている。
あわせて新場面写真も解禁。カミーユが持つタバコを吸うエミリーの姿、コールセンターで働くエミリー、真剣な眼差しのカミーユが映し出されている。
パリ13区
監督:ジャック・オディアール 『君と歩く世界』『ディーパンの闘い』『ゴールデン・リバー』
脚本:ジャック・オディアール、セリーヌ・シアマ『燃ゆる女の肖像』、レア・ミシウス
出演:ルーシー・チャン、マキタ・サンバ、ノエミ・メルラン『燃ゆる女の肖像』、ジェニー・ベス
原作:「アンバー・スウィート」「キリング・アンド・ダイング」「バカンスはハワイへ」エイドリアン・トミネ著(『キリング・アンド・ダイング』『サマーブロンド』収録:国書刊行会)
2021年/フランス/仏語・中国語/105分/モノクロ・カラー/4K 1.85ビスタ/5.1ch/原題Les Olympiades 英題:Paris, 13th District/日本語字幕:丸山垂穂/R18+
©PAGE 114 – France 2 Cinéma
提供:松竹、ロングライド 配給:ロングライド
https://longride.jp/paris13/
©︎ShannaBesson