ザ・ビートルズが1966年に発表したアルバム『リボルバー』がスペシャル・エディションとして2022年10月28日に世界同時発売されることが発表となった。このスペシャル・エディションは、新たなステレオおよびドルビーアトモス・ミックスと、オリジナルのモノ・ミックスで登場。拡張版には、未発表のセッション・レコーディングやデモ音源、加えて「ペイパーバック・ライター」と「レイン」のEPも収録される。また、日本盤5CDボックスには購入特典としてB2ポスターが付くことも決定した。
スペシャル・エディションに収録され、新たにステレオおよびドルビーアトモス・ミックスを施したオープニング・トラックの「タックスマン」が本日の予約開始と同時に配信がスタートした。
ザ・ビートルズ『リボルバー』スペシャル・エディション
https://umj.lnk.to/TheBeatles_Revolver2022
『リボルバー』スペシャル・エディション トレイラー
https://TheBeatles.lnk.to/Revolver2022TrailerPR
「タックスマン」ストリーミング
(新たなステレオ・ミックスおよびドルビーアトモス・ミックス)
https://TheBeatles.lnk.to/Taxman2022MixPR
『リボルバー』に収録されている14曲は、プロデューサーのジャイルズ・マーティンとエンジニアのサム・オケルによって、ステレオとドルビー・アトモスで今回、新たにミックスされた。そしてアルバムのオリジナルのモノ・ミックスは、1966年のモノのマスター・テープを使用している。今回の『リボルバー』の最新のスペシャル・エディションは、全世界的に高く評価されている『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』(2017年)、『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』(2018年)、『アビイ・ロード』(2019年)、そして『レット・イット・ビー』(2021年)のリミックス&拡張版のスペシャル・エディションに続くものである。
今回の『リボルバー』のリリースにあたっては、オリジナルの4トラックのマスター・テープを使用して、新たにステレオ・ミックスをおこなっている。オーディオはピーター・ジャクソン監督のウィングナット・フィルムズ・プロダクション所属で、数々の受賞歴を誇るエミール・デ・ラ・レイ率いる音響チームが開発した最新のデミックス技術の助けを借り、驚くほどクリアに音が前面に出てきている。スーパー・デラックス・コレクション(デジタル版とCD/LP版)では、アルバムのオリジナルのモノ・ミックスに加えて、レコーディング・セッションから28の初期テイクと3つのホーム・デモ、そして「ペイパーバック・ライター」と「レイン」、それぞれの新たなステレオ・ミックスとリマスターしたオリジナルのモノ・ミックスの4曲入りEPが収録される。アルバムの新たなドルビーアトモス・ミックスはデジタルのみで発売予定。
『リボルバー』のスペシャル・エディションは、すべての形態でザ・ビートルズの長年の友人のドイツ人ベーシスト&アーティストのクラウス・フォアマン作のグラミー賞を受賞したオリジナル・アルバムのアートワークが楽しめる。スーパー・デラックスCDとヴィニール・コレクションに付属の美しいブックレットでは、ポール・マッカートニーの序文、ジャイルズ・マーティンによるイントロダクション、クエストラヴの心のこもった啓蒙的なエッセイ、ビートルズ研究家/作家/ラジオ・プロデューサーのケヴィン・ハウレットによる洞察に満ちたチャプターと詳細にわたる曲目解説をフィーチャー。また、このブックレットにはレアな未発表写真や、手書きの歌詞、テープ・ボックスや、レコーディング時のメモ書きなどの未公開画像、そして1966年に印刷された広告や、フォアマンのグラフィック・ノベル『birth of an icon: REVOLVER』からの抜粋なども収められている。
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