ニール・ヤングは1972年発表の名作『ハーヴェスト』の50周年記念盤をリリースすることが決定している。
ニール・ヤングは通算4作目となるアルバムがリリースから半世紀を経たことを記念して、12月2日にリプリーズから50周年記念盤をリリースすることを発表している。日本盤は12月21日にリリースされる。50周年記念盤には『ハーヴェスト・タイム』と題したドキュメンタリーも収録され、BBCで披露した“Heart of Gold”の未発表ライヴ音源が先行で公開されている。
3CD+2DVDでリリースされる50周年記念盤にはオリジナル・アルバム、3曲のスタジオ・アウトテイク、1971年2月23日に収録されたBBCでの未発表ライヴ、1971年に撮影された2時間の未公開ドキュメンタリー『ハーヴェスト・タイム』が収録される。さらに、ハードカバーのブックレットには、写真家ジョエル・バーンスタインによる未公開写真と詳細なライナーノーツが掲載される。
再発盤に収録されているアウトテイクは“Bad Fog Of Loneliness”、“Journey Through The Past”、“Dance Dance Dance”で、『ハーヴェスト・タイム』はニール・ヤングが所有する北カリフォルニアの納屋でのセッション、ナッシュヴィル、ロンドンでのレコーディング・セッションの様子を撮影した2時間の未公開フィルムとなっている。
また、ニール・ヤングはクレイジー・ホースとのニュー・アルバム『ワールド・レコード』を11月18日にリリースすることが決定している。
新作『ワールド・レコード』は2021年にリリースされた『バーン』に続くアルバムで、リック・ルービンとの共同プロデュース作品でリック・ルービンのシャングリラ・スタジオで、アナログ・テープに録音され、ミキシングが行われている。
10曲の新たな楽曲からなるこの作品は私たちが共有する地球の過去、現在、未来、そしてその上で生きることの意味について、慎重に楽観的に熟考したものだという。