ニール・ヤングはドナルド・トランプ大統領がブルース・スプリングスティーンや他のミュージシャンを非難したことに言及している。
ニール・ヤングは自身のサイト「ニール・ヤング・アーカイヴス」に新たなブログを投稿して、ドナルド・トランプ大統領を批判している。「何を心配しているんだい? ブルース・スプリングスティーンと何千人というミュージシャンはあなたがアメリカを没落させていると考えている。あなたはガザで死んでいく子どもたちではなく、そのことを気にかけているけれど、ガザのことのほうがあなたの問題なんだ。私はあなたを恐れてはいない。他の人たちもそうだ。あなたは最も必要とされている時に連邦緊急事態管理庁を廃止しようとしている。それがあなたの取り組むべき問題なんだ。ロック・ミュージシャンが言ったことを考えるのはよしてくれ。あなたの起こした面倒からアメリカを救うことを考えてくれ」
ニール・ヤングはドナルド・トランプ大統領が名指ししたテイラー・スウィフトとブルース・スプリングスティーンに言及している。「テイラー・スウィフトは正しい。ブルース・スプリングスティーンもそうだ。私の気持ちが分かるだろ。あなたはアメリカよりも自分のことを気にかけている。目を覚ましてくれ、トランプ。ホワイト・ハウスがどういうものかを思い出してくれ」
ニール・ヤングはブログで次のようにも述べている。「あなたは本当の仕事を忘れている。私たちのために働くんだ。目を覚ましてくれ、共和党員。この男は手に負えない。本当の大統領が必要なんだ」
https://neilyoungarchives.com/news/1/article?id=TRUMP
ブルース・スプリングスティーンは5月14日に行われたマンチェスター公演でドナルド・トランプ政権に苦言を呈しており、「腐敗して能力のない裏切りの」現政権に言及していた。それを受けて、ドナルド・トランプ大統領はブルース・スプリングスティーンを批判しており、「干からびたプルーンのようなロッカー」と評し、「母国に戻ってくるまで口を閉じているべきだ」と述べている。
ドナルド・トランプ大統領はテイラー・スウィフトについても次のように述べている。「『テイラー・スウィフトは嫌いだ』と私が言ってから、彼女はもうホットじゃなくなったことに気づいた人はいるかい?」こうした発言を受けて、アメリカ音楽家連盟はブルース・スプリングスティーンとテイラー・スウィフトのことを擁護しており、次のように述べている。「ミュージシャンは表現の自由を権利として持っており、私たちはすべてのメンバーのために団結しています」
ブルース・スプリングスティーンはこうした反響を受けて、マンチェスターのコープ・ライヴで3公演のうち2公演目を行い、次のように述べている。「今、私の国では民主主義の本質を変えるような出来事が起きているんだ。あまりにも重要なことで、無視できないよ」